2009年8月26日 (水)

苦しくなった

書籍の原稿依頼があって、これまでの学級通信を振り返っています。

何年も前のものを読み返すと、「あ~こんなこともあったなあ。」と懐かしくなりますが、今回はちょっと違ってます。

「あ~なんでこんなことしかできなかったんだろ…。」

いろいろな先生方と交流を始めるずっと前のあたりの学級通信はひどい。1ヶ月に1回なんて時期もあります。だから内容が網羅的だったり連絡事項しかなかったりラジバンダリ。

クイズを入れたり、子どもの作品を載せたり、それなりにがんばっていたようですが、その時期のことは自分が一番良く知っています。

なんだか、すごく苦しくなってしまいました。

その時期に今の自分が担任だったらまだましだったなあ。>後悔。

そんな自分の反省を原稿に入れながら、皆さんの役に立てようと思います。

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2009年5月22日 (金)

二人だけの物語

野中信行先生から本が送られてきました。「野中信行のブログ教師塾ー『現場』を生き抜くということー」(学事出版)です。野中先生のブログに掲載されていたものが書籍化されました。

野中先生と会ったのはたった一度だけ。昨年の東北青年塾の4月セミナーでのことです。野中先生が講師としていらっしゃって、講座を受け、懇親会でお話しました。

その後、ブログやメールでの交流はありましたが、まさか私にまで献本してくださるとは思いませんでした。

野中先生は学級作りにおいて「縦糸・横糸」論を提唱しています。規律という意味での縦糸、信頼関係作りという意味での横糸、そのどちらかが欠けていても学級作りは成り立たない、と私は解釈しています。

今回、本を読んでいてふと目に留まって思い出したのは別の言葉。

「二人だけの物語をつくる」ことです。

ああ、そういえば以前にこの言葉に出会って、まさに自分の学級づくりはこれだったなあと感じたことを思い出しました。

一人ひとりの子どもと、他の子供が知らないような特別な関わりを持つこと。勉強のこと、交友関係のこと、スポーツのこと…。それぞれの子どもと自分だけの関わり合い。この言葉は知らなかったけれど、そうやってきたなあ…。

今、5・6年生の社会科を担当しています。授業中の会話やノートへのコメント、廊下でのコミュニケーション。ああ、そうだな。今もしている。

再び目からうろこが10枚ぐらいごそっと落ちました。

ん、いいな、続けていこう。

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2009年5月20日 (水)

良い心を発掘する

今日は運動会の総練習でした。高学年の子どもたちが良い動きをしてくれて、係の仕事や準備はとてもスムーズでした。これも、担任の先生方が子どもたちに働くことの大切さを指導してくれているからだと思います。

帰りに車の中で今日のことを振り返りながら、ふと浮かんだこと。

「子どもたちの良い心を発掘することが教師の仕事なのだ。」

誰でも良い心と悪い心があります。そのどちらに、子どもたちが自分の気持ちが向くか。それを左右するのは親であり、周囲の大人です。周囲の大人の中で最も重要な役割をするのが教師です。

子どもたちの中にある自分の良い心に注目させ、よい行いをさせていくことができれば、悪い心は収束していくのではないかな、と思いました。

実際に自分もそうしてきたなあ、とこれまでのあれこれの実践を振り返りました。担任時代の運動会の指導もそうだったなあ。

そうしてよい心に注目させていくことが定着すれば、担任を離れてもそのことは息づいていくはず。

…なのですが、現実はそううまくはいっていないですね。私の手元を離れていって、乱れてしまった子どももいます。やはり、指導が十分ではなかったのでしょう。後悔しきり、ですね。

次は、そうならないように…。

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2009年2月18日 (水)

すばらしいぞ、君たち

今日、とあるクラスの補欠に行きました。とはいっても、帰りの会だけですが。でも、そこですごいものを見ました。

日直が前に立つと、ざわざわしていたクラスが静かになる。日直が「ジャンバーを着ている人は脱いでください。手袋をしている人ははずしてください。」その一言に、あわてて脱ぎだす子供たち。

「今日、よかったことをあげてください。」「今日、体育のサッカーでパスを出されたんだけど、追いつけなかったときにみんなが『ドンマイ、ドンマイ』と言ってくれました。」「今日の5・6時間目の自習のときにみんな静かにやっていたことがよかったと思います。」

この発言が続いている間、他の子供たちはちゃんと話している人の方に注目しているのです。

「今日のめあてが守れた人は手を挙げてください。」全員が挙がる。ちなみに、今日のめあては「外で元気に遊ぶ。」今日は最高気温3℃です。寒い中でも全員が外で遊んでいたのです。

このすばらしい光景を見て、感動しました。そして、最後にほめました。

「みんなの様子を見て、すばらしいと思ったことが3つあります。一つ目は、みんながみんなのことをすごく大事に思っていることです。発言の内容からそう思いました。二つ目は、みんなが話す人に注目していたことです。これも、一人ひとりを大切にしていることの現れです。三つ目はめあてを全員が達成していることです。めあては守るためにあるものです。それをみんなはよくわかっています。すばらしいです。いいクラスです。これからも続けていってください。」

思わずでた言葉です

これも、ひとえに担任の先生の哲学が浸透しているからに他ありません。

いいなあ、うらやましいなあ。ああ、担任にもどりたい。はははは…はああ。

 

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2009年2月16日 (月)

ことばとシステム

昨日、風呂に入りながら(またですね)学級経営について考えていました。

私が思うに、学級経営・クラスづくりをシンプルに突き詰めていくと「ことばとシステム」になるではないかと。

「ことば」とは教師の子供への言葉がけ。日々の生活の中で、自分の哲学を語ること。「できるのがえらいんじゃない。できるようにがんばるのがえらいんだ。」とか。クラスの目標もそう。「笑顔、満開!」とか、ね。

もう一つは「システム」。クラスのルールづくりもそこに含まれます。いかに集団生活が全員に気持ちよく、熱く燃え上がるようなモチベーションが高まっていけるようなもの。クラス全員が切磋琢磨し、高まっていけるような学習習慣。全員を尊重できる暗黙の了解。

今振り返ると、自分のクラスづくりはこの二つに集約されているような気がしています。

私の現在のポジションはこれができないのですが、また自分が、または他の誰かが、見つめなおして実践できるといいなあと希望的観測をしつつ、

昨日はぐっすり寝ました。はははは。

 

今日は、昨日に比べて10度も気温が低いぞ!どうなってんだ!>地球。

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2009年1月27日 (火)

指導の持久力

今日は年度末反省会がありました。その中で、子供たちの学習習慣や生活習慣の形成について話題になりました。

これらのことって、毎日少しずつ指導して身につくことではありますが、身についているクラスとそうでないクラスがあります。みなさんの学校でもそうではないですか?

もちろん、担任の指導力が重要なのです。いかに効果的な指導をするのか、子供たちに「なるほど」と思わせるのか、ということになるのですが、私はちょっと違ったことを感じました。

それは、毎日根気強く、しつこく、些細なことを見逃さず、指導を続けているのか、ということです。言い換えると、「指導の持久力があるのか。」ということです。

みんな声がけはするでしょう。ああしなさい、こうしなさい、と。最初のうちは先生もがんばっているから効果はあるでしょう。でも、それでもなかなか身につかない子供がいると、なんとなく「これぐらいはいいや」と見過ごしていませんか。「指導はしたのだから、あとは子ども自身の問題だ。」と、考えていませんか。

私もそういう時期がありました。だって、なかなかうまくいかないんですから。

でも、それではだめなんですね。やはり、根気強く、しつこく、些細なことを見逃さず指導を続けていくことが必要ですね。「指導の持久力」が必要なんです。

野中先生のブログに「当たり前のことを当たり前に指導し続けていく」ことの重要性が載せられていました。学級経営がうまくいっている先生は、何も特別なことをしているわけではなく、当たり前のことを当たり前に指導してきたのだ、ということです。名人ではないのです。

結局、見過ごしてしまった先生のクラスでは習慣が身につかず、見過ごさない先生のクラスでは習慣が徹底する、ということです。

授業では時には「瞬発力」も必要かもしれませんが、学級経営は持久力、だなあと感じた今日の会議でした。

 

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2008年8月25日 (月)

できるのがえらいんじゃない

2学期はリスタートできるチャンスです。1学期に伝わらなかったことを、もう一度伝え直すチャンスです。

私がクラスの子供に伝えていることの一つに、「できるのがえらいんじゃない。できるようにがんばるのがえらいんだ。」ということがあります。

ちょうど北京オリンピックがありました。私は女子サッカーに注目していました。

サッカー好きの私は、いつも日本代表の試合ではTVの前で応援なんだかぼやきと批判なんだかわからないような観戦状態です。「あ!なんでここでシュート打たないんだよ!」なんてね。

でも、今回は負けた試合にもかかわらず、そんなストレスは感じませんでした。なぜか。それは、「ひたむきさ」を感じたからではないかと思います。とにかくボールを追い、声を出し、必死になっている姿があったからです。

スポーツですから、勝ち負けがあるのは当然。陸上でも水泳でも、8人出れば1位から8位まで必ずいる。じゃあ、8位はだめなのか。

それは違います。どれだけ頑張ってきたのか。どれだけ努力してきたのか。その人にとってどれだけ価値があったのか。そこが重要です。

子供達には、いつも話します。「結果が出ないこともある。それは仕方のないことだ。だけど、自分が頑張ってきた成果はきっと表れる。」

勉強でもスポーツでもなんでも努力することが大事。目標に向かって頑張ることは、結果以外のものを与えてくれる。

誰かが言っていました。「天才は努力する才能を持っている人だ。」

 

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2008年8月23日 (土)

2学期の始まりにいいネタ

すでに、2学期が始まっている県が多いですが、宮城でも来週火曜日から2学期が始まります。

昨日、日直で校舎内を見回りしていたら、すでに教室をすっかり整理して黒板に子供たちへのメッセージを書いてあるところがいくつかありました。

2学期の始業式はリスタートですから、新年度のように気分を一新することが可能です。これまでのルール・約束を見直すのもいいし、新しく決めるのもいい。いずれにしても、この始業式の日は大切にしたいですね。

お勧めは「めりはり」の話です。

「めりはり」は「減り張り」と書きます。実は邦楽用語なのです。もともとは「めりかり」だったのですが、「かり」の音便で「はり」になったようです。

「減り」とは低音のこと、「かり」は高音のことです。「めりはりをつける」と比喩的に用いられていますね。音や声をゆるめたり、張り上げたりすることです。

生活に置き換えると、緊張しっぱなしだと疲れるし、緩みっぱなしだとだれる。この両方が必要です。

日本には古くからこのようないい言葉がありますね。子供に教えると、「へえ~」と感心しますよ。

あとは、始業式の次の日にするといいネタ。

「夏休みの思い出作文」です。もちろん、ふつうに書いたんじゃつまらない。「~にでかけてきたこと」「~大会に出たこと」なんて話ばっかりになってしまうし、どこにも連れていってもらえなかった子どもはトーンダウンしてしまいます。

私が書かせる思い出作文は「初めて~した!」「めずらしいもの・変なものを見た!」「とても痛かった話」「気持ち悪かったこと」など、日常の発見を書かせます。イベントごとについては遠慮してもらいます。で、タイトルも工夫させます。過去15年間で印象に残っているタイトルは「強力なキンチョール」「海の男」「誰もいないはずなのに」「鼻水」などです。

いつも見本として読むのが「強力なキンチョール」です。これは、キンチョールと自分のかかわりを綴った素晴らしい逸品です。いわゆる正統派の文章ではありませんが、実に生き生きと描かれているのです。

その作品は…。あれ、見つかんないや。学校かなあ。

というわけで、またいつか紹介します。

 

と、思ったら2年前にやっぱり記事にしていました。こちらです。よろしく。

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2007年7月18日 (水)

クラスの子ども

今年学級担任ではない私。子どもとのふれあいの時間がものすごく少なくなっています。まあ、前担任だったクラスの子や社会の授業で行くクラスの子、補欠に行って仲良くなった子とのコミュニケーションはありますが、所詮担任ではないのであまりいろいろ話せません。

うれしいのは、卒業した子どもたちがたびたび訪れてくれることです。おととい、昨日、今日と3日間連続で登場しました。

「この間のテストで…。」「M小出身のかっこいい子がいるんだよ!」「部活の先輩で…。」などと勉強の話やら恋愛の話やら、1年前に戻ったようです。このときは、私は少しだけ「担任の先生」に戻れます。「へえ!すごいじゃん。5教科でそんなに点数取れたら。」「やっぱ仲良くなるきっかけとか作らないとな。」

明日への活力をもらえます。「中学校の先生さあ…。」っていう話には何てリアクションをとったらいいか困りますけどね…。

やっぱりクラス担任は幸せです。ああ早くもどりたい。

 

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2007年4月 8日 (日)

明日は新学期

宮城のほとんどの学校は明日が新学期です。

うちの子供たちも今日は学用品の買出しをしました。

期待と不安で明日を迎える子どもも多いでしょう。(最近は保護者もそうみたい。)

 

私が新年度の初日に行うことはいくつかありますが,その中で最も重要だと思っているとっておきのことを二つ紹介しましょう!

これは,大変効果があることで,これが私の学級経営の基本の一つになっています。

それは…。

「話は目で聞く。」

ということです。必ず話す人の顔を見て話を聞くことを徹底させます。これによって,指示が確実に通ります。

T「話は~?」
C「目で聞く!」

と,言えるぐらい徹底的に覚えさせます。初日に。

もちろん,2日目も3日目も,1週間後も1ヵ月後もやります。でも,まず,初日。

二つ目は,帰るときに「先生と握手して帰りましょう!」と言い,出入り口で待っています。そして,一人一人と握手して「よろしくね。」と言います。このときに,子どもによってはリアクションが大きかったり,いやそうにしたりする子どももいますが,「担任の先生はどんな人だろう。」と思っている子どもたちの不安はかなり解消されます。

実際,昨年度6年生を担任した時,半数は4年生で担任した子で半分は隣のクラスだった子どもでしたが,隣のクラスだったにもかかわらず「JJ先生はどんな先生なんだろう。」と思っていたそうですから。

たとえ持ち上がりだったとしても,これをすることで気分的にリセットされます。「あ,今年は何か違う。」と思わせることができます。

明日始業式を迎える先生方,是非やってみてください!

 

さて,私は今日は仙台で上條先生,サトマサさん,あべたかさんと秘密(?)の会議でした。(ふふふ。近日公開です。)私の今年の目標の一つになりそうな話合いができました。

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