火事から暮らしを守る
久々の4年生の社会科です。
とはいうものの、前回担任したのは8年前。あちゃー教科書、変わってましたー。
でも、大丈夫。ネタはあります。
さて、最初は消防の仕事ですね。
これのネタはまあ、いろいろあります。
学校内の消火器の位置と数を調べるとか、火災報知器とか熱感知器、煙感知器の数から火事への備えを知るとか、校内ネタですね。
でも、もっと面白いのは、
「学校が火事になったら、消防車はどこにとまるのか?」です。
これは悩みますよね。近い方がいいのか、適当なのか、意味があるのか…。
これについては近隣の消防署に取材するとわかります。
これはですね、だいたいはプールのそばに停まります。要は水の確保です。もしくはいちばん近い消火栓のそばです。最近ごくまれに、自らタンクを積んだポンプ車がありますが、これは水の確保が難しいときです。学校の場合、大きな防火用水としてのプールがあるわけですから、この近くに停まります。
消防車のホースは長いですから、多少火元が遠くても大丈夫です。ポンプ車を連結するという技もあります。というのも、学校の場合は「第三出動」と言って、火事の規模にかかわらず最初から数台の消防車が到着するきまりになっているのです。地域の消防団のポンプ車も来ますから、結構な台数になります。
この学習問題をきっかけに、火災から暮らしを守る消防署の仕事について調べようとする意欲を煽るわけですね。
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