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2012年12月

2012年12月13日 (木)

哀悼

橋に続く道を登りきると

「それ」は、突然現れた。

 

 

灰色の建物とだたっ広い空地

崩れ落ちた壁

ねじれたコンクリートの通路

 

 

車を停め

慰霊碑に歩いていく。

たくさんの花とメッセージ

風車の乾いた音がただ響く。

 

あの日から1年9か月経つ。

ようやく大川小に行くことができた。

今までどうしても足が向かず

行ってこなくてはならないと思いながら

時間が過ぎていた。

多くの児童が亡くなった場所であり

私の大切な友人が亡くなった場所だ。

彼はここで命を落としたのだ。

花と線香を供え

両手を合わせる。

不思議と涙は出なかった。

理不尽な出来事にただただ虚しさを感じるだけだった。

◆ 

校舎の周りをぐるっと回ってみる。

ここで飛び交っていたであろう子供たちの歓声

泣いたり笑ったり、多くのドラマが生まれたのだろう。

どんなことをしてももう戻ってこない。

遺族の方だろうか

校庭と教室にクリスマスツリーが飾ってあった。

どうか天国の子供たちにも

サンタクロースが来ることを祈る。

 

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