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2012年2月 7日 (火)

発問

発問は難しい。しかし、いい発問が思い浮かぶとわくわくする。

時間をかけてじっくり考えた末に浮かぶものもあれば、神様がすうっと降りてきてすぐに浮かぶものもある。

今回は後者を経験した。

◇ 

昨日、たまたま2年生の授業をした。担任が検診で予想以上に時間がかかったので急遽国語の授業を行うことになったのだ。

『今、どこやってんの?』

「虫は道具をもっている、のところです。」

通読はしているらしい。初発の感想がノートに書かれていた。

ちょっとここで考える。

おっ

これでいこう。

板書。題名である。「虫は道具をもっている」

題名を2回読む。

『ねえ、この題名、おかしくないですか?』

「え~?おかしくないよ。」

『だってさあ、虫は道具なんかもってないでしょ~。』

ここで、おかしくないよ~、おかしいかも、と口々に言う。

そこで発問。

『この題名はおかしいと思いますか。思いませんか。』

理由も書かせる。

書いた後、ペアで話し合う。

その後問いかける。

『おかしいと思う人?』

4人手が挙がる。

「だって、虫は道具をもてないよ。」

『そうだよねえ』

この問いかけにだんだん「おかしい派」が増えていく。

結局、5人以外は「おかしい」に手をあげる。

そして、さらに発問。

『なぜ、作者はこのような題名をつけたのか。』

書いた後、ランダムトーク。立って歩いて3人以上の人と意見を交換。

その後、い意見を書いたと思われる子供をあげさせる。

「Mさんの意見が良かったです。」

『じゃあ、Mさん言ってみて。』

「虫は、道具のようなものを体にもっているのでつけたと思います。」

と、2・3人の発言を続けていったところで、担任が帰ってきた。

このあとは、どんな道具を体にもっているのかについて読み取ればいい。

追いつめられると人は力量以上のものを出すものだ。

今回は、1分間で集中して考えた発問だった。たまたま当たった。(もちろん、当たらない時もある。)

アイディアが浮かんだのは、以前に「題名読み」をやった経験があるからだ。人のアイディアというものは過去の経験を組み合わせて浮かぶものだと、何かの本に書いてあった。

経験と読書。

いい発問には不可欠なのだろう、と一つ収穫。

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