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2011年9月 1日 (木)

広島でりんご?

5年生の社会科です。単元の配列が変わったのと震災でのカリキュラム変更で、今、日本の農業について学習しています。

帝国書院の統計資料から、都道府県ごとの農産物の生産量について読み取ります。

扱うのは、米、みかん、リンゴ、です。

気候による生産量の違いがはっきりと表れているからです。

米は東北に多い。しかも全国で作られている。

みかんは南の方が多い。しかし、沖縄では作られていない。

リンゴは北の方に多い。

ここから、農産物には適した気候があるということを読み取りました。

今日の注目点は、

「南の方にあるにもかかわらず、広島でリンゴを生産しているのはなぜか?」

ということです。

そうなんです。広島でリンゴを作っているんですよ。

おかしいですよね。だって、リンゴは気温が低い方がいいんです。

子供たちの考えは

「風が吹いて涼しいのかもしれない。」

「ビニールハウスで冷房をしているのかも。」

「出荷時期をずらしているのでは。」

「気温が低いところがあるのかもしれない。」

よく考えていますね。

最後の意見がかなり近い。

『広島に気温が低いところがあるのです。どこでしょう?』

「えっ?海沿い?」

「あ、山だ、山。」

気づきました。

そうなんです。中国山地に近いところではリンゴを生産しているのです。

『高野というところで作っています。ここでは5月でも雪が降ることがあるそうです。』

と説明。子供たちはへぇ~と感心していました。

『それだけでなく、ここでリンゴを作りたいという人々の熱意と工夫があったのでリンゴが生産されるようになったんですね。』

 

このネタは3年ほど前に作りました。

実際に高野のリンゴ農家の方に電話して調べたものです。

本当は、子供たちに調べてほしかったですけどね。配当時間の都合と、時間の融通が利かない教科専科としてはここまでが精一杯。

でも、子供たちはおもしろがってくれたのでよかったです。

意外性のあるネタはおもしろい。社会科の醍醐味です。

 

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