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2011年9月 6日 (火)

ふと思い出す

今日の帰りでのこと。

玄関を出た時に、校庭では野球のスポ少が練習をしていた。

「はい!」「次行くぞ!」

「あ~いいぞ!OK!」

と元気のいい声が飛び交う。

空は秋。

 

ふと、思い出した。こんな風景。

「そこのスタートが遅いんだって!」

「よ~し!今のダッシュはいいぞ!ばっちり合ってた!」

昔、こんな時期は陸上の練習に明け暮れていた。

校庭の白線が見えなくなるまで、子供たちと大会に向けて練習していた時期だった。

あれは、何年前のことだったろう。

当時は練習が終わると、5時、6時。その後、自分の仕事をする。学校を出るのは8時とか、9時とか。

大変だったけど、いやだなんて思わなかった。むしろ充実していた。

あの頃の自分はいない。熱くなって、がむしゃらに取り組んでいた頃の。

時代は変わって、今や学校で何かのスポーツの大会に出ることはない。全て社会体育(クラブやスポーツ少年団)だけだ。

おもしろかったよな。

今は

そういう役割もなく、担任でもない。

自分はいったいどこに向かっているんだろう。

 

「さようなら!」

と、野球の子供たちが帽子をとって私に大声で挨拶をする。

その声に、はっとして

『さようなら!がんばれよ!』

と返す。

 

秋になりかけていた夕方の風景に、自分の人生のことを一瞬で振り返させられた。

 

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