ことばずもう
今回の京都橘大学の講座で、「私の学級づくり」という時間がありました。
その中でお笑いネタとして「ことばずもう」をやりました。
実はこれ、是非やりたいと思っていたネタです。というのも、学生が相手なので「大人にやったらどうなるんだろう?」と興味があったからです。
「ことばずもう」について解説しておくと、
①「お題」を出す。例えば「長いもの」。
②そのお題の答えをグループで話し合い、一つ決める。
③その回答に判定者(教師)が、10点満点で評価する。
④例えばこのお題だと、より「長いもの」を答えたグループの点数が高い。
というものです。要は「大喜利」みたいなもんです。
普通はクラスで行いますので、5・6人のグループを作ると、グループは6つぐらい。
今回は参加者は100名以上で、5・6人のグループを作ると20以上になるのです。間延びするかなあと思っていましたが、何の何の。とてもおもしろい回答の連続で、非常に楽しかったです。
で、今回のお題は「きれいなもの」。
いやあ、名回答がたくさん生まれました。会場を歩き回って全部のグループにマイクを向けました。
印象的なものをあげると…。
「振られた彼氏の次の彼女に会ったときの、その彼女の顔」(あ~それ、よくわかる。気まずいけどちゃんと見てる。9点!)
「きれいな花火を見ている彼女の横顔」(あ、それ体験談ですね?8点!)
「素数」(へっ?素数?数学科の方ですか?あ、そうですか。なるほどねえ~。1とその数でしか割れない数。きれいかも。でも会場の大多数の方の賛同を得られないと思うけど。意外性があるので8点!)
「(AKBの篠田)麻里子様」(はははは~!これ、グループで一致した意見ですか?あ、そうなんだ~。9点!)
中でも気にいったのが
「うんこを出したばかりの大腸」(ぎゃはははは!確かにきれい!9・5点!)
ね、どうですか?やっぱ大人はおもしろい。
ちなみに( )の言葉は、そのときの私のコメントです。(確かでない記憶によると、たぶん、こう言っていた。)
真面目な話をすると、これは「フォロー」です。その子供の答えを肯定しコメントをして雰囲気を盛り上げ、和ませるのです。池田さんはもちろん、一部の学生さんもこれに気づいていました。授業ではこの「フォロー」が実は大切なんですね。
これは、私の鉄板ネタです。みなさんもクラスで是非やってみてください。笑えますよ~。
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コメント
さみしいとき
あるよね
http://os26zrm.t.monju.me/
投稿: ひまなとき | 2011年8月27日 (土) 16時13分
JJさん
京都橘大学でご活躍のご様子、拝見しました。
素晴らしいですね。
JJさんのお姿も確認でき、素敵な方だなぁと思いました。
さて、ブログを拝見していると、「非公開」ありと判断しましたが、
どのような方法でしょうか。
時に、「非公開」でお伝えしたい内容もあります。
お教えいただきたく、よろしくお願いします。
例えば、このメッセージを非公開にすることはできますか。
投稿: 湯梨っ子 | 2011年8月27日 (土) 21時37分
湯梨っ子さん、いつもどうも。
非公開ですが、それはたぶんブログの仕組み上の問題かと。私が使っているニフティのココログはそうなっていないような…。設定の仕方でどうにかなるんかいな?
すみません。
投稿: JJ | 2011年8月31日 (水) 20時25分