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2011年8月31日 (水)

あ、憶えていてくれたんだね

夏休みののことですが、書きそびれていたので。

お盆中に教え子たちと飲み会がありました。

彼らはちょうど30歳。

そして、私が彼らを教えたのも30歳。

 

「誰だかわかる?」

『何言ってんの、○○○だろ。』

「あ~憶えていてくれてんだね~」

『当たり前だって。』

教えた子供の名前はほとんど憶えています。フルネームで、どんな漢字だったかも。うろおぼえのところもありますが、本人に確かめるとちゃんと正解していました。

「先生、5年生の時に困ってたときにこう言ってくれましたよね!」

『あ、憶えていてくれてたんだね。』

こんな話をたくさんしました。

30歳ともなると、既婚、未婚、子供がいる、仕事をしている、なんて大人の会話がすごくあります。高校生や中学生の教え子と話す時とはまた違います。

そして今回は震災の話も。幸いこの学年の子供たちは誰も亡くならなかったようです。知る限りでは。

みんな、それぞれ人生を生きている。

 

『あんたらを教えた時、30歳だったんだよ。』

「あ~そうかあ、先生すごいね。30でこんな連中を教えてて(笑)。」

女の子たちとの会話では

「朝からぶっ通しで学級会やったよね。なんかあの時みんながまとまらなくてさあ。」

『あ、憶えてるんだ。』

「そりゃあ、憶えてますよ。先生、頑張ってたもんね。」

「あれから、なんかいい雰囲気になれた。」

そうだったか。憶えていてくれていたんだ。あの辺りは、自分も教師としての自分自身のあり方を悩んで悩んでどうしようもない時期だった。でも、やるしかないともがいていたときだった。クラスの人間関係が悪化し、それを解決するために「みんなでとことん話し合おう。」と朝からぶっ通しで5時間まで本音で話し合った。

今の自分なら、もっとうまくできたように思えます。しかし、その時はそんなことしか思いつきませんでした。

でも、こうやって20年近くたって「先生、頑張ってたよね」という話を聞けた。うれしい。うれし過ぎる。

 

やっぱり、教師はいいなあ。難しいことも大変なことも山ほどあるけど、やっぱりいい仕事だ。

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