ニホンハ、ドコニアリマスカ?
5年生の社会。今年から単元の配列が変わり、最初に日本の国土の学習をします。以前は、3学期にやっていましたね。
まずは、日本の位置の学習。
ここでの発問は以前と同じ。
『え~、みんなも大きくなったら、外国に行ったりするでしょう。そこで、こんな質問をされたらどう答えますか?』
『日本はどこにありますか?』
みんな地図を一生懸命見ます。ここがねらい。
地図を見ながら、あーだこーだとそれぞれ近くの子と話し始めます。
これに対する答えがさまざまです。
「韓国のとなり」「中国のとなり」「カムチャッカ半島の下」etc
『となり、ねえ。どっちのとなり?中国のとなりってモンゴルもあるじゃん。ロシアも。』
『下って言いますが、方角としてはどっち?』
なんてツッコミを入れながら地図の見方や方角の表し方を教えます。
さらに「アジアの東」「ユーラシア大陸の東」
と、出てきたのでさらに
『アジアって何?』『ユーラシア大陸ってなんなのよ』
とツッコミ。
そう言われて、必死で調べています。いいなあ、今年の5年生も反応がいい子が多い。
今日はこの辺で終了。
分からない言葉を調べることを次回教えます。
ようやく、まともに授業ができるようになりました。諸事情により社会科部屋は移転し、机や機器の整備も今週初めに終わりました。
本格的にスタートして、また少し気持ちが落ち着いてきました。
でもねえ、市内の被災の大きい学校は他校に間借りをしています。きっと落ち着かないだろうなあ。そういう意味で、うちの学校はまだましです。
実際、復旧してきた地域とそうでない地域の差が激しいです。同じ市内、同じ学区なのに、です。
今日は東風。港の方からのにおいがきつい。
本当にもとの日常が帰ってくるのは、ずっと先のことでしょう。
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コメント
はじめまして。
僕も学事出版の『月刊 高校教育』や『月刊 生徒指導』などで長期連載しております。
本業はフリーライターですが、震災後から被災者支援の事業を始めました。
よろしかったら、ぜひリンク先の試みを貴校でも試みてもらえないでしょうか?
小学5年生以上なら誰でも参加できる事業です。
http://createmedia.blog67.fc2.com/blog-entry-52.html
投稿: 今一生 | 2011年5月20日 (金) 11時53分
今一生さん、返信遅くなりました。すみません。京都の池田さんからもお勧めいただいておりました。子供たちと相談しながら検討していきます。ご紹介ありがとうございました。
投稿: JJ | 2011年5月26日 (木) 20時50分