自然にかかわれる子供たち
5年生は沖縄の気候や暮らしの学習です。今日は家の造りの工夫です。
沖縄と雪の多い地方の家の写真を大型テレビで見せて、「どちらが沖縄の家でしょう?」と発問。
するとさっそくテレビの近くまで来てしげしげと見る子供たち。
基本的に勝手に立って歩いていいルールなので、そうしているんです。そこで、いろいろな会話がなされます。
「これ、コンクリートでできてるよね。」「頑丈に作っているのって台風対策じゃねえ?」「屋根にタンクがあるよ。」「あ!資料集に載ってた!」
急いで席に戻って資料集を調べる。
「あった!これだ!」「これ水のタンク。」「水不足になるんだって」
どんどん話が続いていく。
こっちが沖縄だと思った理由を、定型(つなぎ言葉を指定。なぜなら・次は・さらに・それに・などなど)で書き表すようにしていたのでさっそく書き始めました。
書く時間に自然に移行していきます。
そこでも会話があります。
「え、それ、どこに書いてあるの?」「(資料集を指さして)ここ!」などの共有化の会話です。
この5年生の子供たちは、これまでの積み重ねでようやく3学期になってから自然に勝手に関われるようになってきました。個々の学習の成立のためには大切なことです。
そのあたりを指示されなくてもできるようになることが私の意図でしたから、この姿はうれしいことです。
書き方も洗練されてきましたね。
この勢いで次の時間もやろうっと。
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コメント
久しぶりにコメします∀)★
毎日楽しいです!(^w^)
なのでー仕事頑張れてます(疲れますが( ̄○ ̄;)涙
投稿: あや | 2011年1月27日 (木) 22時34分
おーあやちゃん。元気で何より。毎日楽しいことこそ一番!いい人生じゃないか―。疲れを吹っ飛ばしてくれるコメントだねえ。ありがと
投稿: JJ | 2011年1月27日 (木) 23時15分