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2010年12月16日 (木)

うまくいったんだか、うまくいかなかったんだか

6年生の社会。2次大戦の最後に、ワールドカフェ的な話し合い活動を取り入れてみました。

ワールドカフェは4月の東北青年塾で学んだ方法。ずっと取り入れたかったのですが、自分の中でどんな場面で取り入れたらいいのか思案していたので、こんなに遅くなってました。

25人の子供たちを5グループに分け、模造紙を広げ活動開始。

問題は「問い」です。

①戦争の学習で一番印象に残ったことは

②100年後の日本人に戦争について伝えたいことは

③「焼き場の少年(導入で使った)は、あのときどんなことを考えていたか

④この戦争は日本が悪いのか

⑤中国や韓国の人が日本を恨むのは仕方ないのか

 

これについては本当に悩みました。悩んで悩んで、結局時間切れでこの5つにしました。

 

実際の活動の様子を見ると、

書いたり話したりはしているのですが、なんだか表情がおもわしくない。

話し合う土壌の醸成が不十分なのか、問い立てが悪いのか…。

いいことを書いているんですが、個人差が大きいような。

 

それなりにこれまで学習したことは生きているんですね。

でもなんかすっきりしない。

ん~。反省材料満載だ。

どんな場面でどんな問いで行うか。

もっと未来志向な話にしなきゃだめだったなあ。

(ココログが混み合っていて画像をアップできません。ごめんなさい。)

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「授業実践」カテゴリの記事

コメント

重いテーマですね。
この頃,『日本はなぜ敗れるのか-敗因21ヵ条』という本を読んでいます。「精兵主義の軍隊に精兵がいなかった」「『芸』を絶対化して合理性を怠る」など,天地がひっくり返る思いがしています。
表情の重さは,真剣に考えている証なのかな,とも思います。わたしも今,「あの戦争」と「今の日本」を考えています。

投稿: かつのり | 2010年12月16日 (木) 22時30分

かつのりさん、毎度ありがとうございます。
そうなんですかね。真剣に考えていた。ん~そうとも言えるし言えないとも…。なんか正面から向き合っていることそうでない子がいたような。確かに重いテーマだったので、わくわくと取り組む内容でなかったのは否めません。
ところでかつのりさんが読んでいる本、面白そうですね。私も読んでみたい。

投稿: JJ | 2010年12月16日 (木) 22時50分

なあるほど。
「重いテーマを真剣に…」とも言えるし,「想像もできない問題で,ちんぷんかんぷん」とも言えるかも知れませんねえ。
上の5つの問題に,根拠を持って発言できる大人がどれだけいるか。
案外,教員だって新聞記者だって,意見を言えるかあやしいような気がします。「ニュースキャスター」程度では,お手上げのような気がします。

投稿: かつのり | 2010年12月16日 (木) 23時35分

あ~そうか。難し過ぎましたかね。どうも最近、築地久子さんの本を読んでいるせいか、高望みになっていたのかもしれません。このクラス、結構知識レベルが高いのでいけるかなあと思ったのが敗因ですね。話すことの技能の育成が不十分だったのかな。その辺の実態の見極めが教科担任だと難しいのですよ。週に3時間だけですからね。
でも、中学校では当たり前か。言い訳にしかなりませんね。

投稿: JJ | 2010年12月17日 (金) 21時06分

もしや,お気分を害されましたか?
言葉足らずで失礼しました。

わたしは,1から5までの問題を,大人のわれわれ(政治家も,教員も,民間の方も,特に報道にたずさわる人も含めて)考えてほしいと思いました。「あれは過去のこと。」と,考えていた自分に反省です。

『日本はなぜ…』は,お勧めしたい本です。ぜひお読み下さい。トヨタの奥田元会長が,幹部に対して「必ず読むように」と指示した本だそうです。

投稿: かつのり | 2010年12月17日 (金) 22時53分

>もしや,お気分を害されましたか?
言葉足らずで失礼しました。

いえいえ全然。こちらこそ失礼しました。気分を悪くするなんざありゃしません。
むしろこうやって真剣にコメントしてくださることに大変感謝です。
戦争の授業は、私にとってライフワークとも言えるものです。2次大戦も、現在各地で起きている戦争も。未来を生きる子供たちにとって避けて通れない問題だと思っています。
実にタイムリーに自衛隊の防衛大綱が発表されましたね。北朝鮮や中国の脅威に対して大幅に改編されました。今後の東アジアの状況に目が離せません。近日中に韓国がまた演習を始めるとか。これで北朝鮮が反撃に出たら。アメリカは日本はどうするんだ?もう日和見ではいられません。第9条は?日米安保は?下手すると瞬間瞬間の判断が求められるような、日本人の生命にかかわる事態がやってくるかもしれません。
こんなとき教師は?平和を貫ける?他の国を攻撃しても日本を守れと教える?
ホント、自分のアイディンティティが問われます。

投稿: JJ | 2010年12月17日 (金) 23時05分

関心がある話題なので引き続き。
「北朝鮮は崩壊するか」です。崩壊する崩壊すると言われて何年たったことか。ところが「崩壊されては困る国」が2つ以上あり,世界の警察を自称しながらイラク戦争で読みがはずれてこりた国が,太平洋の向こうにある。そのため,東西ドイツがドイツになったようなことは,当面ないと予想します。
必要なのは,危機感・不安感をあおり立てたり「政府は何をしている!」という不満をあおることではなく,冷静な分析だと思います。
思考することをやめ,ひたすらに「反対」をさけぶだけでは何も解決しないと考えています。

投稿: かつのり | 2010年12月18日 (土) 23時08分

そうそう。やみくもに「戦争反対」だけじゃ、今世界で起きている紛争に立ち向かえない。誰だって戦争は嫌なんですよ。でも、戦争を起こしてしまう心理・起因を理解しないと。そこから、日本の「戦争反対」の立場を主張しないと。

以前に社会科の全国大会で、討論の授業を題材に発表しました。論題は「日清・日露戦争は日本にとってよかったのか」というものです。条約改正が成し遂げられたことやそのままにしておいたらロシアに侵略されていたかもしれないという主張をした子がビデオで映りました。それに対して、何人かの先生が「戦争を肯定するような子供を育ててどうする!」みたいな発言がありました。

違うんだよなあ。ここを理解できないと、なぜ現代世界で戦争がなくなっていないか説明できない。戦争アレルギー的な発想だけじゃだめなんだよ。そこを見据えたうえでの提案だったんだけど、自虐史観で育ってきた先生たちには最初っから受け入れられない。それじゃあ、議論にならないでしょ。平和ボケと言われても仕方がない。もっと構造的な世界情勢を学ばないと。
 
いやあ、かつのりさん、やっぱこの問題について一回飲んで話さないと。

投稿: JJ | 2010年12月20日 (月) 20時14分

今の価値観で日清・日露戦争を語っちゃいけませんよね。さて,まだまだ続けたいのですが,続きは「Face to Face」で。

投稿: かつのり | 2010年12月20日 (月) 22時08分

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