そういえばB採用だった
昨日の25年勤続表彰で思い出しました。
当時はたくさん採用されていた時代だったんです。小中学校合わせて400人以上はいたでしょうか。
でも、ね。
私は実は正規採用じゃなかったんです。
宮城の場合(当時は)、A採用っていうのが正規採用。BとかC採用っていうのは、空きが出たら採用されるっていうランク付けがあったんです。
私はB採用。
今みたいに採用数が少なかったらアウト!っていうわけです。
採用の電話が来たのは12月31日。大晦日です。
ふだんの年だったら実家に帰っているのでしたが、どういうわけかその日は部屋にいました。そこに、採用の電話、です。
その日にいなかったら、たぶん今こうしていなかったでしょう。
そのタイミングで採用になり、初任地で多くの先輩方から今の私を形成している基礎になる部分を学び、現在に至るわけですから。
タイミングが少しずれていたら、今の私はないかもしれません。
あの日、あの時の一本の電話を受けたことで私の人生は大きく変わったんだろうなあ。
スタートはB採用でしたが、今こうしてまっとうに(?)教員をしています。
自分は運がいい。教育の神様が呼んでくれたのかも。
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コメント
勤続表彰おめでとうございます。
私も26年がすぎようとしています。
早いなあ。そういった表彰とは無縁ですけど。
私が通知を受けたのは、3月26日。
大学の卒業式の次の日でした。
着任式が4月1日。始業式が4月8日。
思えばあわただしい日々でしたね。
投稿: Y.Mochizuki | 2010年11月14日 (日) 08時10分
望月さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
私よりすごいですねえ。全然心の準備とかできない感じですね。まあ、準備できたからといって初任は初任ですけど。
そうでしたねえ。あわただしい日々でした。あの頃の新鮮な気持ちを失いたくないと思っていますが…。
投稿: JJ | 2010年11月14日 (日) 19時29分
そういう話なら(^^)。
わたしはAでしたが、最終面接を三回やりました。だから、最終的に決まったのは三月の末でした。土壇場で踏ん張ってギリギリ残る。こうして生き続けている感じがしますf(^^;。
投稿: 池田修 | 2010年11月19日 (金) 09時12分
池田さん、返信遅くなりました。今日、京都から帰ってきました。
土壇場でぎりぎりは私も同じです。今も綱渡り人生です。おっと落ちそうだぞ(笑)。そんなときに誰かが押してくれる。運がいい。だから、細い綱の上を全力疾走していける。そんな感じです。はははは。
京都の夜は濃密でした。濃密過ぎて消化しきれない…。
投稿: JJ | 2010年11月21日 (日) 20時13分