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2010年9月

2010年9月30日 (木)

大仏の話

「一番受けたい授業」っていう朝日新聞社の本に載ってから、なんだか大仏の専門家のように思われている私。

いえいえ、大仏に関してそんなに詳しいわけではありません。

昨日NHKで放送された「歴史ヒストリア」で奈良の大仏も含め大仏特集をしていたのですが、初めて知ることが多かったのです。

例えば、最初は滋賀県信楽に作ろうとしていたこと。当時の有名な僧である玄奘の書物がきっかけになっていること。etc…。

自分としては興味深く見ていました。

 

これって裏を返せば、そんなに詳しくなくても教えられるってことです。

時間が限られているわけですから、そんなに詳しいことまで教えられない。調べられない。

要は聖武天皇が仏教を基軸に世の中を治めようと思っていたことや、国家的事業だったってことを子供が理解できればいいのです。教科書+資料集の内容で十分。っていうか余りすぎるぐらい。

巨大な仏像について「へえ~すごいなあ。」「どうやって作ったんだろう。」「なぜ作ったんだろう」って思えば、つかみはばっちり。

ね、たいして難しくないでしょ?歴史が苦手だと思っている先生でも大丈夫。まずはおもしろがること。おもしろがれば、調べる技能とか思考力の育成は、自然とついてくるものです。

以前にも書いたかもしれませんが、社会科が苦手な先生でも何とかなるような「ライトな社会科」の実現が私の目標です。

これからも実践を蓄積していきたいと思っています。

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2010年9月29日 (水)

学習問題考その3

学習問題について、3回目です。

前回は、北俊夫先生の分類に基づいていたのですが、今日は違った視点から。

 

違う視点というのは、答えが収束的なのか拡散的なのかということです。

例えば、事実追究型であれば、答えは自然と収束していきます。事実を調べていくわけですから、当然そうなります。

論理追究型では、社会事象の因果関係を調べ考えるわけですが、一つにならないにしてもある程度の方向性はあります。そういう意味では収束的。

実は私が新しい型ではないかと考えている選択追究型でも、収束的になる場合があります。

例えば、「工場はどこに作るか」というものでは、ある事由に基づいて選ぶ場所が決まってくる。収束的です。工場立地の条件はある程度決まってますから。

しかし、「鎖国で得をしたのは誰か」とか「江戸幕府が長続きした理由として、対大名政策、対民衆政策、対海外政策のどれが最もよかったのか」(この通りには提示しませんが)では、ある程度拡散的になる。ランキングをする場合もそうかもしれません。

また、「明治になって、海外の文化や技術、政策を急に取り入れるのであれば、鎖国をしなかった方がよいのではないか。」というのもそう。その人の見方によるわけですから。実際研究者の考え方だって、まちまち。

意思決定型は完全に拡散的。

「自衛隊の海外派遣を続けた方がよいか」とか「日本の食料自給率をあげていくにはどうすればよいか」とかのように未来志向型ともいえる学習問題は、どれも正解で、逆にどれも不正解かもしれない。

「地雷をなくすことはできるか」だと、「なくすことはできない」に傾いちゃったらだめですよね。「なくせない」が見方として不正解ではないにしろ、子供にそう思わせてはいけません。むしろ、「なくしていくにはどうすればいいのか」が自然。

と、考えていくと、収束的か拡散的かで学習の終わり方・まとめ方(落とし所という表現かもしれない)が変わってきます。

収束的であれば共有化がスタンダードですね。発表し合うとか、先生が確認するとか。

拡散的であれば、考えの検討が必要になってきます。討論まで行わないにしても、それなりにそれぞれの考えを事実に照らし合わせて吟味することなしで終わらせることはできません。

分類自体が正しいとか正しくないとかの議論ではなくて、「どういう学習問題で、どう活動させて、どう終わるのが子供にとって最も有効な学習になるのか。」ということを考えています。

そういう意味で、学習問題の型を分類して授業を構成していくことが大切かなあ、ということです。

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2010年9月28日 (火)

学習問題考その2

学習問題についてのその2です。

「社会科教育」誌10月号「教材資料“ナゾ解き型”に変換!発問100選」の中に、どんな発問があったのか、分類してみました。

事実追究型…64

論理追究型…20

体験・作業型…4

意思決定型…16

その他…18

おっと、100以上あったね。

やっぱり、事実追究型が多いですね。事実を調べることが多い社会科の特徴でもあります。

第2位は論理追究型。因果関係を考えさせることは社会科では重要ですから。でも、少ないのは活動自体が難しくなるからでしょうね。「なぜ?」「どうして?」っていうのは、子供にはハードルが高い。実際授業でやってみても、喰いついてこれるのはクラスの半分ぐらい。

意思決定型は、少数の方が多く紹介されているので数が伸びています。発問を考えること自体が難しいからでしょうね。

その他は、私がトライしている「選択追究型」も含まれています。「~は、誰でしょう。」「~はどこでしょう。」「一番~なのは何でしょう。」という表現が多い。おもしろかったのは「消防車は誰のもの?」っていう学習問題です。なるほど、これだと行政の仕事にも迫れますね。

それにも属さないのが「~はどんな時代だったでしょう。」

向山社会科で多く取り入れられているものです。わたしも使います。「貴族の暮らしはどんな暮らし?」とか。

 

ただ、今回吟味してみて思ったのは、答えが収束するものとそうではないもの(個々人の考えによるもの)に分かれているなあ、ということです。

そういう分類の仕方もあるだろうな、と気がつきました。

あ、これ、発問を考える上で大事なことかも。

もう少し、あーだこーだと考えてみます。

今日はこの辺で。

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2010年9月27日 (月)

指導主事訪問でした

本日、本校の学校指導訪問がありました。地域の事務所の指導主事の先生方が授業を見て指導してくださる、というものです。>これってどこでもあるんでしょうか?

私は、教務主任としての段取りの仕事と社会科の授業がありました。

でも、社会科の授業はいつもと同じだったのでさほど準備に時間は割いていません。指導案を書く、という作業が付加されただけです。

専科を始めて4年になります。これまでの蓄積と新しい実践の繰り返しでそれなりに授業スタイルが確立されてきており、自分の中では毎回が「研究授業」のつもりで取り組んできましたので、指導主事訪問だからといって特別なことはしません。野中信行先生が言うところの、「ご飯、みそ汁の授業」でした。

題材は私の鉄板ネタ「工場はどこに作るか?」というものです。

始めて取り組んだのは、15年ほど前。そこから、反省に基づいてリファインを繰り返してきたものです。前に一度ブログの記事にしたかもし れません。

1

① 架空の「宮木県」に自動車会社「タヨト」の工場を作る。

② A~Fのエリアの中から選ぶ。

③ どこが一番適しているか、話し合う。

④ 工場立地の条件を洗い出す。

⑤ 実際の工業地帯・地域に当てはめてみる。

というものです。

今回リファインしたのは、自分で考えた後に立ち歩いてフリートークする。

というところです。②と③の間です。

ここで、子供たちの思考と言語活動が大いに発揮されます。

 

これまでも全体の話し合いで思考や言語活動盛んでしたが、今回はこのフリートークの部分で盛んになりました。

選んだポイントとして「平地・港の近く・高速道路のICの近く・人口が多いところ」はでました。その理由づけでも「輸出に都合がいい。」「国内に運びやすい。」「働く人が通いやすい。」というところを押さえていました。

しかも、フリートークのおかげで一つも理由が書けない子供がいませんでした。

課題としては、時間がやや不足していたことが挙げられます。理解に時間がかかる子にとってはあと10分ほしかった。

 

残念ながら、指導された方は社会科の専門ではなかったので突っ込んだ話はできませんでしたが、子供たちからたくさんの意見やつぶやきが聞かれたことを評価していただきました。

個人的には専門のT指導主事に見てほしかったんですけど、まあ仕方ないか。

 

てなわけで、淡々と今日が過ぎていきました。

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2010年9月22日 (水)

ギターを出して

何を思ったか、久々にギターを引っ張り出して弾いています。

ギターを弾き始めたのは中学生の時。フォーク全盛の時代です。

私は姉の影響で、かぐや姫とかGAROとかさだまさしとか

そんなんばっかりでした。

そのうちにビートルズに傾いて高校の頃はそればっかり。

部活はずっとばりばり体育会系だったのですが、

大学ではスクェアとかのフュージョンにも興味を示し、

気がつけば、ギターは4本(!)

エレキ2本に、フォーク1本、ガット1本。

10年ぐらい前から、アコースティックのギターソロに憧れ

ゴンチチの「放課後の音楽室」とか

福山雅治の「恋人」とかをソロで弾きまくってました。

最近は、職員バンドなんかもやって、ドラムをたたいたりキーボードを弾いたりしてましたが、また、ギター。

ドラマのガリレオのテーマソングの「VS.~知覚と快楽の螺旋~」にはまってしまってます。>けっこうできるようになったんだよ。

ついでにアコースティックの方も引っ張り出して、またギターソロ、です。

気分転換にはもってこいです。

もちろん、人前で聞かせるだけの腕ではないですが、十分楽しんでます。

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2010年9月21日 (火)

学習問題考

最近学習問題について、悶々とこんなことを考えています。

というのも、子供たちにいかに意欲を維持しつつ、社会的な見方・考え方を育てることができる授業をどう組み立てていくのかということについて、悩んでいるからです。

社会科の学習問題を分類すると

1 事実追求型:「どのようにして~」「~はなんだろう」

2 論理追求型:「なぜ~」「どうして~」

3 体験型:「~をしよう」

4 意思決定型:「~は、どちらがいいだろう」「~はどうすればいいか」

というものになると思います。

これは北俊夫先生によるもので、15年ほど前にこの分類に出会ってからずっとこう考えていました。

これをどのように単元・授業の中に効果的にちりばめていくか、というところがキモだと思っていました。

今でも基本はこれです。

子供の実態と現状を踏まえながら組み立てを考えています。

 

最近、もう一つの型があるかなあと考えています。第5の型とも言えるかもしれません。

きっかけは偶然思いついた「鎖国で誰が得をしたのか。」

広い定義では「意思決定型」に含まれるのかもしれませんが、微妙に違う。

それは、「意思決定型」では子供の思考が拡散的であるのに対して、選択がやや収束的であること。

例えば「自衛隊の海外派遣を続けていくべきか」という学習問題では、どちらを選んでもOKなのですね。どちらも理にかなった主張になる可能性がある。

しかし、「鎖国で誰が得をしたのか」では何でもOKではありません。それなりの枠組み上の正答があるわけです。

佐藤正寿氏の実践で、鎌倉時代の武士の生活についての学習問題があります。「武士は誰のために武芸に励んでいたのですか。」というものです。

これも第5の型になるのではないでしょうか。

あと、「江戸時代が長く続いたのは、どの政策が最も有効だったからなのか。」という学習問題も同様です。

選択、という共通点があります。そして、それを選んだことについて論理的な主張が要求されます。この時点で、「論理追究」が行われるわけで、その点で「論理追求型」に近い。「ランキング」に近いけど、微妙に違います。

この型のいいところは、まず「選択」することが分かりやすい。とりあえず、どの子も選ぶことはできる。そして、これに終わらず理由づけの段階で思考力が発揮される。論述をすることで言語活動も行うことができる。

明治図書の「社会科教育」10月号でも、「発問100選」という特集を組んでいます。そういう目線で読んでいくとおもしろい。のです。

その辺は、また今度。

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2010年9月18日 (土)

マイブームは古代史

最近気にしているのは古代史。

いろんな本を読んでいます。

読書術とも関係しているのかもしれませんが、以前からコンビニでいい本に巡り合っています。

「あらすじとイラストでわかる古事記・日本書紀(イーストプレス)\500」

「古代史の舞台裏(青春出版社)\500」

「古代天皇列伝(学研)\1500」>これは本屋。

著名な作家のものではないけれど、結構おもしろいです。

コンビニの本って、意外にいい掘り出し物があるんです。

 

もともと歴史なんて、研究者の新発見で変わるもの。

いろんな人のいろんな見方を知っておくのは悪いことじゃない。

 

例えば、私たちの習ったことで今は定説でないことなんて山ほどあります。

○ 縄文時代は狩猟の文化で移住生活をしていた。→三内遺跡の発見で定住してたらしいってことがわかった。

○ 源頼朝の肖像画→足利直義らしい。

○ 足利尊氏の肖像画→ただの騎馬武者

○ 聖徳太子→実在しなかったらしい。

○ 大化の改新→蘇我氏殺害はあったかもしれないが、その後の政治体制の改編はもっと後だったらしい。

○ 鎌倉幕府の成立は1192年→1185年のときにすでに実質的に成立していた。

 

教科書ですでに改編されているものも、そうでないものもあります。

いろんな考えがあって、いろんな見方がある。

だから楽しんじゃないですかあ。

だって、100年以上も前の真実なんて誰にもわかるわけないし、唯一手がかりになるのは文献や遺跡だけ。

だから、ディスカバー(再発見)であり続けるんです。

 

そういえば、邪馬台国の場所を特定できる手がかりが発見されたとか。

桃の種が大量に見つかったんだって。桃は当時、祭祀に関係するものだったらしいから、発見された場所が邪馬台国かもしれないんだって。

私が生きているうちに、邪馬台国の場所が特定できるかなあ。

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2010年9月17日 (金)

石川遼君と同じ誕生日

実は今日、誕生日でした。

48歳になりました。(学校では80歳!って言ってる。)

うちの学校には私の他に3人48歳がおりまして、

4人で「SMY(住吉)48結成だ!」と盛り上がっております。

アキバでのデビューが目標です。>嘘

ちなみに、同じ誕生日の有名人は誰かな?

と思い調べてみたら、

なんと、あの石川遼くんも同じ誕生日ではありませんか!

なるほど、遼くんの大活躍もうなづける。>はい?

これは、年号ワインというHPで見つけました。

みなさんも自分と同じ誕生日の人を見つけられますよ。

ここで見つけた私と同じ誕生日の有名人は、

東野英治郎さん(103歳)、金丸信さん(96歳)、杉下茂さん(85歳)、野本礼三さん(80歳)、曽野綾子さん(79歳)、杉浦忠さん(75歳)、橋爪功さん(69歳)、ちあきなおみさん(63歳)、大島さと子さん(51歳)、蝶野正洋さん(47歳)、三瀬真美子さん(41歳)、ビスマルクさん(41歳)、徳山昌守さん(36歳)、谷口雅美さん(34歳)、なかやまきんに君さん(32歳)、もりちえみさん(26歳)、北山宏光さん(22歳)、福山聖二さん(20歳)、田井中蘭さん(19歳)、ささの翔太さん(19歳)、石川遼さん(19歳)、寿美菜子さん(19歳)、野中葵さん(14歳)、高橋実靖さん(13歳)、がいます。

だって。

東野英治郎さんって水戸黄門のあの人じゃん。おっ、金丸さんも。

ぎゃははは。なかやまきんにくんだって!

ん~複雑。はははは。

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鎖国で得をしたのはだれか

先週の話ですが、今年の目標である「新しい実践」をやってみました。

鎖国の授業です。

学習問題は「鎖国で得をしたのは誰か?」というものです。

まずは、「誰が」という部分を出し合う。

幕府、中国・オランダ、長崎付近の大名、町人、などなど。

次に、グループでランキングをつける。

これは理由づけを出し合うことで思考を深めるため。

最後に自分のランキングをつけて論述形式でまとめる。

 

これ、かなりおもしろかったです。

でも、難しかったようです。

一番多かったのは幕府。

「貿易を独占して利益を高めた」という記述がカギ。

中国・オランダ、という意見は同じように「他国に比べて日本と貿易ができる分利益が多く出る。」というもの。

長崎付近の大名というのは少数意見でしたが、

「幕府に品物を送る前に、少しとっちゃえばもうかる。」だって。笑っちゃったけど、でも現実にあるかもねえ。

町人という意見は「貿易が限定されるから、その分物が売れる。」という理由から。なるほど、子供なりによく考えているなあ。

 

私は、ノート指導で「バン(板書)・カイ(解説:教師の話や調べたこと)・ギ(疑問に思ったこと)」を書くことを推奨しているのですが、今日の「ギ」で、

「長崎で島原・天草一揆のようなものが起きたのに、近くの長崎を貿易の港に限定したのはなぜか?」

という記述が。

ああ~そう言われてみればそうだ。

まあ、中国・韓国から近いし、他の国も東南アジア経由で来ることを考えると長崎なんだろうけど、その理論で行くと鹿児島でもよかったはず。江戸への運輸の利便性?

これ、追究するに値しますね。

子供の考えっておもしろいですねえ。

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2010年9月16日 (木)

Sが…

あ、この記事はM2小旧5の2限定の記事です。>すんません。

 

あのね、今日の帰りにバイパスで横に車が並んだんだよ。

なんか、手を振っている感じがしたので横を向いたら…。

なんとS!

黒のプリウスでした。

ついに免許取ったんだ!!!

と、感動していました。

 

さあ、みんなでSの車に乗りに行こう!

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子供を学習に向けさせるもの

子供を学習に向けさせるものについて考えています。

『意欲』だけでなく、『向けさせるもの』と言っているのはプラス的な要因だけではないと思うからです。

 

今、思いついているものは

① 学習活動がおもしろいと感じている。

② 不思議や疑問について知りたいと思っている。

③ 目標がある。(できるようになりたい、100点をとりたい、など)

④ ほめられたい。(先生に、友達に、親に)

⑤ 勝ちたい。(友達に、競争で)

⑥ おこられないように。(先生に、親に)

ですかね。

 

①~③は、授業の内容ややり方にかかわることです。

ホントはこうあるべきなんでしょうが、

実際のところ子供たちの姿を見ていると、④~⑥の方が強いんだろうか、と思ってしまうところもあります。

もちろん、一つの理由だけでなく複合的なんでしょうね。実際は。

 

そういう意味で自分の授業はまだまだです。

以前に「毎回80点の授業」を目標に掲げていましたが、

50点だったり90点だったりしています。腕のなさを痛感。

最近の子供の姿を見ていると、なんだかなあ、と思ってしまいます。

 

もっとプッシュしないと。

 

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2010年9月15日 (水)

構造的に読む

最近、というか以前から子供たちの文章の読み方が不十分だと思っていました。なんだかんだ言っても、調べる活動に読む能力はもっとも必要なこと。

いつかちゃんと教えなくちゃと思っていたので、今回少しやってみました。

教科書の1ページに書いてあることを、短くしかも重要な言葉を落とさずにまとめるということです。

みなさんも読んでみるとわかりますが、社会の教科書は国語の説明文と似ています。問題提起があって、それについての解説がある。その部分を端的に書きます。

社会科の場合、発問に対して多様な考えを求めたり、自分自身の考えを書いたりすることが多いのですが、今回の場合の書く活動にははっきりと正解がある。重要語句=キーワードを入れて書く必要があります。それを選択して意味が通る文章にする。意外にこれは難しいです。

と、同時に構造的に読めているか?ということがわかります。

5年生では、部品がトラックでシート工場に運ばれて、さらにそこから製品としてのシートが自動車工場に運ばれて、自動車になり、トラックで日本全国に、船で海外に運ばれる。という内容をまとめました。

試行錯誤しながら、書く子供たち。時々「なんて書いた?」と相談。その後発言させて、キーワードをちゃんと入れているかを確認。

それだけでは終わりにしません。

「じゃ、それを図に書いてみましょう。」

これで、さらに構造的に読めているかどうかが分かる。

 

たまに、こうした技能を鍛える授業をすることで調べる活動が充実すると思います。

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2010年9月14日 (火)

仕事をサーフィン

今に始まったことではないですが、教員の仕事っていくつものことが並行して進んでいきますよね。

あれもこれも…。って考えていると、忙しさ感が充満してきます。

現在の私がそう。

あれやこれやの仕事が山積。

でもね。一気にやるときつくなります。こんな時は文字通り『並行』してやるのです。

 

やり方は単純。

まず、今やるべき仕事を付箋に書き出して、優先順位をつける。

次に、やるべきことのファイルをすべてPC上に開く。

で、これを少しずつやるのです。

 

あっちをやって、「あ~詰まったなあ」と思ったら、別なファイルを開く。

そっちをやって、「あ~つまったなあ」と思ったら、また別なファイルを開く。

タスクバーを見れば、忘れることはないです。

 

これが意外にいい。

気分転換になるのです。

社会科県大会の仕事に飽きたら、雑誌原稿を開く。それに飽きたら、教務関係を開く。

ネットサーフィンならぬ、仕事をサーフィンする感じです。

 

先週から今日にかけ、こんな感じで仕事をしていました。

「集中できるのは15分」とかってよく言うでしょ?

集中できたら続けるけど、飽きたらすぐ違う仕事に。

そんな感じです。

だから、あんまり忙しさ感もなく乗り切っちゃいました。

ま、体調にもよるけどね。

脳科学的に論理的に裏付けができるといいかなあ。

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2010年9月10日 (金)

書いて、書いて、書いて

ここのところ、書いて書いて書きまくっています。

それは、雑誌原稿とか社会科県大会の紀要原稿とか校内研究のまとめの一部分とか指導案とか…。あ、個人的に行っているレポート研究会の提出とかもあった。

発信するというのは、自分の実践を見直したり、構成したりするいい機会です。改めて見直すことで、自分の落ちているところとか不明確だったところが明らかになるからです。

今回は特に雑誌原稿での「表現力の評価をどう行うか」というお題がそうでした。

この原稿を書くために、文科省のHPを読みまくったり、関連文献を読みまくったりしていました。目からうろこが20枚ぐらい落ちました。はははは。

文字通り、言語活動ですねえ。

やっぱ書くことは自分の脳みその中を整理するのに実にいい活動だということが改めてわかりました。

「自分に課さないことが長続きする」と思ったいたので、ブログも気分で書いたり書かなかったりしていましたが、やっぱ書かないとだめっすねえ(笑)。腕が落ちる感じがします。

まだ、来週も書いて書いて書きまくるスケジュールですが、こう思うことで乗り切れそうです。>自分を鼓舞!

 

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2010年9月 9日 (木)

指導案検討会@県大会

11月5日に当地区石巻市に於いて宮城県連合小学校社会科教育研究大会が行われます。私たち石巻教育研究会の社会科部会が企画・運営する会です。

実は事務局が私。昨年度からずっと企画・運営に奔走していました。テーマは言語活動です。

今日は、会場校で指導案検討会。3年と6年の授業提供があります。3年は『工場の仕事』、6年は『長く続いた戦争と人々の暮らし』です。

今回の特徴は、「単元だけ決めてきてください。そこから参加者で検討を始めます。」というほぼまっさらの状態から検討会をスタートさせたこと。

だって、ねえ。

あらかた決まった指導案を検討しても変更点なんか些細じゃないですか。そんなのは本当の検討じゃない、という思いがあったので今回はそうさせてもらいました。

思惑通り、どちらの分科会でも非常に盛り上がった話し合い。根本から、子供にどんな力をつけさせたいのかを話し合いました。とてもよかったです。授業者の先生も「いい話がたくさん聞けました。」との感想。

3年生は、原料と製品を提示して、この間のこと(工場の仕事)を考えさせる内容。

6年生は、未来の日本人にこの戦争のどんなことを伝えたいかを考えて書く、という内容。

学習問題としての言葉の吟味はまだですが、いい授業になりそうな予感がします。

 

宮城県の皆さん、どうぞ11月5日は石巻へ!

 

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2010年9月 3日 (金)

もとにもどってる(涙)

2学期が始まって10日ほど過ぎました。

社会の授業も各クラス3時間ほど。

この3時間で問題点が露呈した。要は「4月にもどってる」ことです。

もう一度、ノート指導の「バン・カイ・ギ」を確認。毎時間、いいノートを取り上げて書き方を思い出させています。

資料の読み方も同じ。グラフの読み取り方の順番を想起。気のきく子は、以前に書いたノートを振り返る。それをすかさずほめる。

今の私の授業ではノートは生命線です。意欲の高まりも思考・判断もすべてノートに表れる。それに赤ペンを入れて称賛し、励まし、指導する。

戻るスピードも子供によって差があります。すぐ思い出す子。全然戻れない子。

早いとこ軌道に乗せねば。

 

うれしかったのは、4月当初あんまり書けなかったS君が1学期末と変わらずたくさん書けていたこと。

こうやってアップダウンを繰り返していくんだな。

そういやそうだった。忘れてた。

ただ、一週間の授業の中の30分の3ですからね。私の社会の授業は。

時間がかかるのもしょうがないか。

 

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