中学校に4日間
今週の4日間、中学校に行ってきました。朝から夕方まで、です。
「何それ?」と思う方が多いと思いますが、これは本県の「1Week研修事業」です。
要は、小中の交流を深めるということです。秋頃、計画が発表され、準備期間も少なかったのですが、今月に実施に至りました。正直、最初は「なんだよ!こんな急に!」と思っていたのですが、いやいや実際にやってみると実に有意義なものだと実感しました。そんなわけで、ブログの更新も滞ってしまいました。
振り返ってみます。(読む人によっては、どこの中学校かわかってしまいますが、いい話なのでご勘弁。)
まずは、授業参観。
これまで、中学校の授業を見たことが何度かあったのですが、正直、あまり感心したことはなかったです。(中学校の先生、ごめんなさい。)と、いうのも流し方が速い。座学が多い。体験的活動が少ない。
なんて、勝手に思っていたことが、今回自分がその場に身を置いてみて、ああ~こういうことをするのが中学校なんだなあ、と、これまでの自分の見方が偏っていたことを思い知らされました。
まずは、単元の配当時間が少ない。小学校のそれとは大幅な違いです。たぶん、発達段階を考えてのことだと思います。こんな少ない時間でできるのか?いや、やるしかないんです。そして、できるんです。ちゃんと積み重ねがあれば。
その中でも、中学校の先生方はいろいろと指導法を工夫していました。英語では、ユニットを短くして組み合わせている。社会では、発言が少ないことの対策として意見をカードに書かせてそれを整理させている。音楽では、本質に迫るようにその曲の成り立ちから理解させて、曲に触れさせようとしている。
授業を見るだけでなく、その意図や背景を休み時間や放課後の雑談の中で知ることができました。ホント、一生懸命です。
私も5時間ほど、社会科の授業をしました。それについては、長くなるので明日以降に…。慣れない場所にいたので、精神的な疲れがマックス。です。はははは。
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