CMその2
昨日の続きです。今日は誇大広告について。
某携帯会社の「通話料、メール0円」のCMを使いました。
『これは、問題になったCMです。どこが問題なのか、考えてください。』
2回見せます。その後、近くの子とトーク。
「歩きながら電話している。」なんて迷答もありましたが、大体の子供は「0円はうそ」「0円は同じ携帯のときだけ。」って気づいていました。ほぼ正解です。
でも、微妙に違います。
問題なのは、その注釈をすごく小さい文字で書いているということです。これをスライドで見せました。
『こういう広告があったらどうなりますか?』
「まどわされる。」「どんなときも0円だと思いこんでしまう。」
『そうですね。この後、このCMが問題になり、この会社はこのCMをやめました。』と、新聞記事を提示。
『このようにCMなどの広告が正しく伝えているかどうかを、監視しているところもあるのです。』
ここで、JARO(日本広告審査機構)のCMを見せました。
『よくさあ、ダイエットの広告とかで、え?ホント?とかいうのあるでしょ!』あるある、と子供たち。
と、いうことでCMも「必ずしも正しいとは限らない。」とまとめです。
ネットの動画を見せられるシステムって便利。
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コメント
こんにちは。楽しい授業実践,いつも拝見しています。
さて「授業づくりネットワーク1月号」の「ことばずもう」,実におもしろいですね。ユーモアが磨かれ,心が豊かになり,言葉が生き生きとしてくるのを感じました。「高いもの:オリンピックをめざす人が挑戦するかべ」などの名作が生まれました。ありがとうございました。
投稿: かつのり | 2009年12月15日 (火) 22時31分
かつのりさん、いつも見てくださってありがとうございます。連載の方もありがとうございます。
この「ことばずもう」はおもしろいですよね。高学年の方がいいと思っていましたが、下の方の学年でもおもしろそうですね。それにしても、すばらしい答えですね。いいセンスしてます。
投稿: JJ | 2009年12月16日 (水) 20時46分