書く能力が結びつく
今、ちょうど5年生も6年生も各自調べる活動を行っています。
5年生は、最新の自動車をつくる技術やこれからの車をつくる技術を調べています。
6年生は江戸の文化を作り上げた人々について調べています。
ここで発揮されたのは、これまでノート指導で行ってきた「バン(板書)・カイ(解説)・ギ(疑問)」を書くことの、「カイ」の部分。要は、先生が話したことや教科書・資料集から自分が知ったことを書くことです。授業では、これらはすべて自発的に行われているものです。
ですから、資料を読んだ時に必要な情報を取り出すことができるのです。
今日も両方の授業がありましたが、どちらでも「丸写し」することなく箇条書きだったり、ポイントを絞ってキーワード的なものを書いていたり、「思考」が伴っています。
特に6年生は、NHKのデジタル教材「見える歴史」を見ながらどんどんメモしています。多い子供だと、軽く2ページ以上書きます。少ない子供でも1ページ近くは書いています。
年度当初ノート指導を始めた時は、この点を狙ったわけではないのですが、結果、子供の資料活用の能力が上がってきています。うれしい誤算ですね。
少しずつ、少しずつの積み重ねです。
ちょうどタイミングよく「授業づくりネットワーク」誌にノート指導の原稿を書いています。「言語力を高める」というテーマです。「言語力」が何なのかは規定が難しいですが、何となくおぼろげには見えてきています。中間まとめとしてはいい機会かな。とはいうものの、締め切りがすぐそこなのでガンバライド、いやガンバラナイト。
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