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2009年7月16日 (木)

実は授業研究

明日で1学期も終わりです。宮城の場合、21日から8月の25日まで夏休みになるところが多いようです。

こんな時期なのに授業研究をやりました。今週の月曜日に。授業者は…そう、わたし。しかも教科は算数。

というのも、現在6年生の算数の少人数も担当しているからです。また、こんな時期に暇なのは教務主任ぐらいなもんですから…。

で、単元は移行措置でプラスされた「合同な図形」です。授業内容は、「合同な平行四辺形をかくには、何が分かればいいのか?」です。

何もかかれていない平行四辺形を実物投影機で提示。

『さあ、これと合同な平行四辺形をかいてください。』当然、「え~先生、辺の長さとか分からないとかけないじゃないですか。」という反応。

『あ~そうですね。忘れてました。何を教えてほしいですか?ただし最低限しか教えませんよ。』

ここで子どもたちは考える。『じゃ、ノートに書いてみて。』

社会でフリートークをやっている子どもたちなので、すでにこの段階で近所の子どもと話し始める。

『書きましたか?じゃ、ここからフリートークです。5人の人とトークしてきてね。』この一言でざあっと席を立ってトークスタート。

「ここがわかれば、平行四辺形は向かい合っている辺が同じだから…」「先生!対角線引いてもいいんですか!」「三角形のときはー」などと怒涛の話合いが教室のあちこちで行われている。中には映してある平行四辺形を使ってトークする子どもも。

要は、自分の考えを言い合うことで修正したり、確認したり、補足したりすることがねらいです。書けなかった子はまねすればいいし。

ノートの鉄則「バン・カイ・ギ」で鍛えられている子どもたちはメモの量もすごい。他の人の意見をどんどん書いていく。ここで、いったん着席。

『んじゃ、発表してください。』

ここで、「2辺の長さとその間の角の大きさ」「2辺の長さと対角線の長さ(三角形になるように)」「4辺の長さ」「底辺と高さ」の4つが出る。

反論がたくさん出て、自分の考えが危うくなるが納得できない子どもも。

『それでは、かき方をどれか選んでください。それぞれ必要なものを教えます。』

2辺の長さとその間の角を選んだ子には、それだけ。4辺の長さを選んだ子にはそれだけを教えていきます。

『さあ、かいてみましょう。』で、かき始めると…。

「あ~!かけねえ!」「先生、発言取り消します。」

そうですねえ、正解は、「2辺の長さとその間の角の大きさ」「2辺の長さと対角線の長さ(三角形になるように)」です。

確認して、まとめ。

社会の授業で鍛えたことが、算数でも通用しました。なんかうれしい。

ただ、課題もいくつか。その中のひとつに、やはり基本的な知識やスキルはきちんと教えておかなければならないということがあります。例えば、平行四辺形の性質や作図のスキル、話し方のスキルなどですね。ここが不十分だと、学習が滞ってテンポが悪くなります。

次はここに気をつけます。

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コメント

JJさんの実践を読んで、心がウズウズしてきます。
私は算数の少人数と体育の補助に入っていますが、無性に社会がやりたくなります。
でもチャンスが無くて残念です。
今の楽しみは、学級活動を全クラスでさせてもらうことを目標にしています。今のところ未だまだ2クラスだけですが…。

投稿: やまかん | 2009年7月17日 (金) 04時24分

やまかんさん、コメントありがとうございます。やっぱり、くすぶってちゃいけません。自分の持ち味を生かしてこそ、子どもたちのためになると思います。
私の場合、自分が好きな社会科をやらせてもらって本当に幸せです。
全クラス、学級活動実践!すばらしいですね。わくわくします。その結果をブログにアップしてください。

投稿: JJ | 2009年7月19日 (日) 21時33分

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