考える力を育てる
社会科で考える力を育てる。
これは、私のライフワークといっても過言ではないことです。昔も今もずっと取り組んでいることです。
今日は6年生で「奈良の大仏を作ったことで世の中は良くなったのか。」という学習問題をもとに考える活動。
「どちらを選んでも正解・不正解はありません。自分で考えることがねらいです。」
どちらかを選んでから、「これから、最低5人の人と意見交流をしてください。時間は10分間です。立って歩いてかまいません。」と指示。
その後、教科書や資料集、その他の資料から引用する書き方を説明。
そして「選んだ理由を1ページにまとめてください。」と指示して書き始めました。
今日はここまで。次回はこれをもとに討論します。
5年生では「関東地方で野菜の生産量が多いのはなぜか。」という学習問題。
ここまで、調べる活動を通して気候に合わせて農産物が生産されていることを知っている子どもたち。
しか~し、ここは事情が違います。ここに気づくかどうか。
いろいろとあったので、自分の考えを書き始めたところで授業時間修了。
6年生は収束しない問題。5年生は一つに収束する問題。二つのタイプの学習問題です。当然、話合いの過程も違います。
この辺は次回の授業で。
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コメント
おもしろい話題ですね。収束しない問題と収束する問題。なるほど。続きを楽しみにしています。
わたし,押しつけがましい性格なので,どっちの課題でも「わたしはこう思うねえ!」なんて最後に言い放ってしまいそうです。自戒!
投稿: かつのり | 2009年6月 2日 (火) 20時16分
かつのりさん、お久しぶり。コメントどうもありがとうございます。
収束する問題と収束しない問題はどの教科でも存在すると思います。収束する方が多いですね。そこの収束するまでに、いろいろと子どもたちに試行錯誤させる活動が多いですね。
反対に、初めから収束することを期待しない問題もあります。どれに落ち着いてもOKってやつ。「提案する社会科」や「討論」はそれが多いかな、って思ってます。
投稿: JJ | 2009年6月 3日 (水) 22時15分