書けるようになってきた!
6年生の歴史。
「貴族の暮らしはいい暮らしだと思いますか?」
子どもたちは、どちらかを選択し、その理由を書き始める。
ここで、「おっ!」と思ったのは、約4分の3の子どもが「つなぎ言葉」を駆使して自分の考えを書いていること。
しかも、私が先週の授業で例示した以外のものもあります。「それに加えて」「しかも」などなど。
書いた後、5分ぐらい全体で討論。
「生活習慣にいろいろとしばりがある貴族の暮らしはいいとは思えません。」
「でも、一般の人々、農民は税とかあって苦しい生活だったのでそれに比べれば貴族の暮らしはいいと言えます。」
「ですが、四足のものが食べられなかったりして栄養失調だったので、それはいいとは言えないのでは。」
その後、フリートークです。
まずはとなりの人とペアで意見交換。その後「3人以上の人と話し合ってください。」と指示を出し、思い思いに席を立ってフリートークです。
それから、もう一度全体で討論。
ここで、おもしろいのは1回目よりも意見が多く出されていることです。やはり、フリートークで他の人の意見を知り、また自分の考えを見直して構築しなおしているからだと思います。
そして、もう一度自分の考え・結論を書きました。ここでは、残念ながら他の子がこう言っていたからという書き方はごく少数でしたが、やはりここでも「つなぎ言葉」を意識して自分の論を展開していました。ん~いいじゃないですか!確実に定着している実感があります。
結局、討論→多数決の末、「6年1組的には貴族の暮らしはいいとは言えないということですね。」と落ち着きました。まあ、これは落としどころです。
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