二人だけの物語
野中信行先生から本が送られてきました。「野中信行のブログ教師塾ー『現場』を生き抜くということー」(学事出版)です。野中先生のブログに掲載されていたものが書籍化されました。
野中先生と会ったのはたった一度だけ。昨年の東北青年塾の4月セミナーでのことです。野中先生が講師としていらっしゃって、講座を受け、懇親会でお話しました。
その後、ブログやメールでの交流はありましたが、まさか私にまで献本してくださるとは思いませんでした。
野中先生は学級作りにおいて「縦糸・横糸」論を提唱しています。規律という意味での縦糸、信頼関係作りという意味での横糸、そのどちらかが欠けていても学級作りは成り立たない、と私は解釈しています。
今回、本を読んでいてふと目に留まって思い出したのは別の言葉。
「二人だけの物語をつくる」ことです。
ああ、そういえば以前にこの言葉に出会って、まさに自分の学級づくりはこれだったなあと感じたことを思い出しました。
一人ひとりの子どもと、他の子供が知らないような特別な関わりを持つこと。勉強のこと、交友関係のこと、スポーツのこと…。それぞれの子どもと自分だけの関わり合い。この言葉は知らなかったけれど、そうやってきたなあ…。
今、5・6年生の社会科を担当しています。授業中の会話やノートへのコメント、廊下でのコミュニケーション。ああ、そうだな。今もしている。
再び目からうろこが10枚ぐらいごそっと落ちました。
ん、いいな、続けていこう。
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