ノート指導で
マイブームはノート指導。いろんな本を読んでます。東大生シリーズとかTOSSの他に、最近はこれ。
全国学力テスト連続1位の秋田県。本屋で、一度は素通りしたのですが、どんな家庭学習ノートなのかやっぱり興味あります。買っちゃいました。1300円でした。
中身は、どうやって家庭学習をさせるのか、どんなノートがいいのか、というもの。ノートのサンプルもありますが、やはり、東大ノートと同じように美しいです。ノートを見るだけでその子どもの学習に対する意欲が分かります。これを見せて、「こんな感じで勉強するといいよ!」と教えるのがいいでしょうね。残念ながら担任ではない私。うちの学校の担任の先生に紹介しよう。
もう一つは「ぐんぐん伸びる学力のつくノート指導のコツ(佐藤正寿著・ひまわり社)」です。私の尊敬するサトマサさんの単著です。
しまった!もっと早く読んでおけば…。という内容です。何年も前からサトマサさんとお知り合いになれていたのにこの本を見逃すとは…。
イラストも多くすごく読みやすく、ポイントを押さえた本です。しかも一つ一つの指導が細やか。1年通して一つずつ指導していけば必ず学力がつくでしょう。
さて、私のノート指導ですが、6年生の方は「バン・カイ・ギ」のうちの「カイ」がものすごく増えてきています。「バン」だけだと、ノート半分ぐらいにしかならないはずなのに、「カイ」を加えて1時間に2ページも書く子が続出。
指導のポイントは二つ。実にシンプルなものです。
一つ目は、授業が終わるごとにノートを集めて「A・B・C(もっと細かくAの○とかBの○とかもあります。)」の評価とコメントを書くこと。
もう一つは、授業の初めに工夫している子どものノートを実物投影機で写して紹介していること。
私は、授業中に教科書にない豆知識的な雑談をよくするのですが、それを克明に書く子供もいます。
次は「ギ」ですね。ようやく、「はてな?」重視の自分のパターンに持っていけます。今年はあせらず、一つ一つ積み重ねていこうと思っています。
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コメント
サトマサです。拙著のご紹介、ありがとうございます。ノート指導・・・担任によって差がありますよね。指導すればするほど、確実に効果がありますからね。
JJさんのノート指導もなるほどと思います。手軽でなおかつ効果的な方法ですね。
投稿: サトマサ | 2009年5月16日 (土) 08時34分
サトマサさん、コメントありがとうございます。正寿さんの本はいつも一気に読んでしまいます。そういえば、今日本屋で「価値ある出会いが~」が店頭に並んでいました。隣が池田さんの「教師になるということ」だったので、なんだか不思議な気分になりました。また、いい本を世の中に送り出してください。
投稿: JJ | 2009年5月17日 (日) 18時22分