« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月30日 (土)

筋道立てて書くポイントはつなぎ言葉

私は今年、5・6年生の社会科だけでなく、6年生の算数の少人数指導も担当しています。今は平均の単元を指導中。

思考力の向上の一環として、自分の考えを筋道立てて書くことを少しずつ取り入れています。昨日は、集団の数値を平均で比べる問題を扱いました。例えば、人数の違うA班とB班のボール投げの問題。どちらの班が遠くに飛ばしていると言えるか?

子どもたちは、今平均の学習をしているので迷わず平均値で比べようとします。でも、ちょっと待った。なぜ、平均を使うのだ?その辺の考え方が不足しています。

記録の合計では、どうしてだめなのか。という前提が抜けています。ですから、そこから言及しないとだめです。そこで、単純に式と答えだけを書くのではなく、考えの筋道を書くことを指示しました。

まず、書き方の定型を示して、「このように書くんだよ。」と教えました。重要なのはつなぎ言葉。「~である。よって、~」「このことから~だと言える。」今回はこの二つ。その後類題の解き方を同じように書かせました。

File0001そのまま書けばいいので、スムーズにできました。問題はこの後。指示されなくても同じようにできるか、というところですね。次回、様子を見ようと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月28日 (木)

付箋でコメント

5年生も6年生も調べたことをまとめて、それに対してみんなで見合ってコメントする、という活動を行っています。

口頭での発表ではなく、紙面での発表という形をとるといくつかメリットがあります。

①短時間でいろいろな人のまとめを見ることができる。

②口頭でのフォローがきかない分、文章で伝えることを意識するようになる。

5年生は「農業」、6年生は「奈良の大仏」です。

レイアウトやタイトルのつけ方については、昨年度までの実践でいいものをストックしていたので、それを提示して参考にさせました。私は、教えた子どものうち、いいノートをもらっておいているので、こんなときに役立ちます。(現在12冊あります。)

で、本題。それぞれの紙面を見て付箋にコメントを書いて貼り付けていきます。自分のまとめにみんながいいところを書いてくれるので、すごく励みになるようです。これは、ブログと同じですね。

そして、これに対して返信のコメントをするわけです。今回は初めてなので、質問や突っ込んだ意見はありませんでしたが、いずれはそうした方向にしていきたいと考えています。

ちなみにこれは北海道の石川晋さんの「合法的立ち歩き」からヒントを得ています。見るだけじゃなくて…。というアレンジです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年5月26日 (火)

6割6分6厘、それでも草野よりいいぞ

5年生の社会科。農業の学習です。統計資料を見ていたら、りんごやみかんの生産地域に特徴があることを発見した子どもたち。それで、これをテーマに学習を始めたのは4月の話。なんだかんだ行事やらで授業の時間が取れず遅れていましたが、生産地域にメール・ファックスで質問を送ることにしていたので、それをして現在まとめに入っています。

それにしても忙しい中わざわざ回答してくださるのがありがたい。12グループがそれぞれに送って、返信が来たのが8通。回答率6割6部6厘です。おおっ、楽天の天才草野の打率よりいいぞ。はははは。

子どもたちは遠く離れた人から答えてもらい、そのつながりを感じているようでした。当然意欲は高まりました。こういう調べる活動は大切ですね。

ここから、気候や消費地との関係などの社会条件と生産地の関係に気づかせていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年5月25日 (月)

違う意味でオモシロかった運動会

先週土曜は運動会でした。7年目の運動会で、反省→修正を繰り返してきましたので効率的に、しかも内容充実のものになったと思います。

しっかし、教務主任3年目になってもやっぱり運動会&学芸会は私にとって拷問に近い。「ああ、自分がやりたい!」って思ってますから。

でも、今年は違う意味でおもしろかった。中学生がたくさん来てくれたので。昼休みとかにたくさん話しました。閉会式までいた子も入るので、女子6名に「ごめん、後片付け手伝ってくれない?」と言ったら「やるやる~!」と一生懸命手伝ってくれました。

後片付けの後、中3男子が「先生、サッカーやんね?」と誘ってくれたので、「んじゃあ、せっかくだからやるか!」と4対4でオールコートサッカー!彼らとのサッカーは実に3年ぶり。予想通り、私の体は昔のようには動かず、以前ならできたプレーができない!特にトラップ。足が届かない!正確に言うと、そこまで体を瞬間的に移動できていない。んん~。

でも、何とか1点はゲットしましたね。おかげで、今日は筋肉痛…。

彼らは来週中体連。中学校最後の試合です。「先生、終わったら来っから!」と帰っていきました。「がんばれよ~!優勝して来いよ!」と手をふりました。

このように、今年は別な意味でオモシロかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月22日 (金)

二人だけの物語

野中信行先生から本が送られてきました。「野中信行のブログ教師塾ー『現場』を生き抜くということー」(学事出版)です。野中先生のブログに掲載されていたものが書籍化されました。

野中先生と会ったのはたった一度だけ。昨年の東北青年塾の4月セミナーでのことです。野中先生が講師としていらっしゃって、講座を受け、懇親会でお話しました。

その後、ブログやメールでの交流はありましたが、まさか私にまで献本してくださるとは思いませんでした。

野中先生は学級作りにおいて「縦糸・横糸」論を提唱しています。規律という意味での縦糸、信頼関係作りという意味での横糸、そのどちらかが欠けていても学級作りは成り立たない、と私は解釈しています。

今回、本を読んでいてふと目に留まって思い出したのは別の言葉。

「二人だけの物語をつくる」ことです。

ああ、そういえば以前にこの言葉に出会って、まさに自分の学級づくりはこれだったなあと感じたことを思い出しました。

一人ひとりの子どもと、他の子供が知らないような特別な関わりを持つこと。勉強のこと、交友関係のこと、スポーツのこと…。それぞれの子どもと自分だけの関わり合い。この言葉は知らなかったけれど、そうやってきたなあ…。

今、5・6年生の社会科を担当しています。授業中の会話やノートへのコメント、廊下でのコミュニケーション。ああ、そうだな。今もしている。

再び目からうろこが10枚ぐらいごそっと落ちました。

ん、いいな、続けていこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月21日 (木)

簡単で当たり前のことだから続けるのが難しい

今日は運動会の最後の全体練習。開会式・閉会式の練習をしました。

今回、司会である私が子どもたちに示しためあては「礼儀」です。話を聞く姿勢と礼が主なものになります。

気をつけの姿勢。かかとをつける。指を伸ばして体側につける。

礼。式台上の人に合わせて礼をする。

これだけのことですが、なかなかどうして。意外とできないものです。

正確に言うと、注意されればできますが、言われないと忘れる子がいます。

そこで、こんな話を。

「気をつけの姿勢をとることや礼をすることは簡単なことです。しかし、簡単なだけにそれを続けるのは難しいのです。」

開会式の練習後、「めあてどおりできたと思う人は、手をあげましょう。」と問う。3分の1ほどの挙手。

「では、つぎの閉会式の練習でめあてどおりにできるようにがんばりましょう。」

これで、意識できました。閉会式の終了後、同じ質問をしました。

「できたと思う人!」ほとんどの子どもの手が挙がりました。

意識させる一言。重要ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月20日 (水)

良い心を発掘する

今日は運動会の総練習でした。高学年の子どもたちが良い動きをしてくれて、係の仕事や準備はとてもスムーズでした。これも、担任の先生方が子どもたちに働くことの大切さを指導してくれているからだと思います。

帰りに車の中で今日のことを振り返りながら、ふと浮かんだこと。

「子どもたちの良い心を発掘することが教師の仕事なのだ。」

誰でも良い心と悪い心があります。そのどちらに、子どもたちが自分の気持ちが向くか。それを左右するのは親であり、周囲の大人です。周囲の大人の中で最も重要な役割をするのが教師です。

子どもたちの中にある自分の良い心に注目させ、よい行いをさせていくことができれば、悪い心は収束していくのではないかな、と思いました。

実際に自分もそうしてきたなあ、とこれまでのあれこれの実践を振り返りました。担任時代の運動会の指導もそうだったなあ。

そうしてよい心に注目させていくことが定着すれば、担任を離れてもそのことは息づいていくはず。

…なのですが、現実はそううまくはいっていないですね。私の手元を離れていって、乱れてしまった子どももいます。やはり、指導が十分ではなかったのでしょう。後悔しきり、ですね。

次は、そうならないように…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月15日 (金)

ノート指導で

マイブームはノート指導。いろんな本を読んでます。東大生シリーズとかTOSSの他に、最近はこれ。

秋田県式家庭学習ノート(主婦の友社)」

全国学力テスト連続1位の秋田県。本屋で、一度は素通りしたのですが、どんな家庭学習ノートなのかやっぱり興味あります。買っちゃいました。1300円でした。

中身は、どうやって家庭学習をさせるのか、どんなノートがいいのか、というもの。ノートのサンプルもありますが、やはり、東大ノートと同じように美しいです。ノートを見るだけでその子どもの学習に対する意欲が分かります。これを見せて、「こんな感じで勉強するといいよ!」と教えるのがいいでしょうね。残念ながら担任ではない私。うちの学校の担任の先生に紹介しよう。

もう一つは「ぐんぐん伸びる学力のつくノート指導のコツ(佐藤正寿著・ひまわり社)」です。私の尊敬するサトマサさんの単著です。

しまった!もっと早く読んでおけば…。という内容です。何年も前からサトマサさんとお知り合いになれていたのにこの本を見逃すとは…。

イラストも多くすごく読みやすく、ポイントを押さえた本です。しかも一つ一つの指導が細やか。1年通して一つずつ指導していけば必ず学力がつくでしょう。

さて、私のノート指導ですが、6年生の方は「バン・カイ・ギ」のうちの「カイ」がものすごく増えてきています。「バン」だけだと、ノート半分ぐらいにしかならないはずなのに、「カイ」を加えて1時間に2ページも書く子が続出。

指導のポイントは二つ。実にシンプルなものです。

一つ目は、授業が終わるごとにノートを集めて「A・B・C(もっと細かくAの○とかBの○とかもあります。)」の評価とコメントを書くこと。

もう一つは、授業の初めに工夫している子どものノートを実物投影機で写して紹介していること。

私は、授業中に教科書にない豆知識的な雑談をよくするのですが、それを克明に書く子供もいます。

次は「ギ」ですね。ようやく、「はてな?」重視の自分のパターンに持っていけます。今年はあせらず、一つ一つ積み重ねていこうと思っています。

 

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2009年5月14日 (木)

yahooバラエティ

あ~笑った。こんなんのがあるとは知らんかった。

「yahooバラエティ」です。偶然見つけました。

「鬼退治に行くときの桃太郎の3匹のお供ってだれでしたっけ」というお題に答えるというシンプルなページ。もちろん、まともに答えるわきゃない。

「だんご3兄弟」

「堺正章、西田敏行、岸部シロー」(西遊記かい!)

「部屋とYシャツと私」

「いとしさとせつなさと心強さと」

「三井・住友・VISAカード」

「とんぺい、ちんぺい、かんた」(サリーちゃんだあ)

「ガイア、オルテガ、マッシュ」(おっ、ガンダムだ。ドムの黒い三連星)

 

もう、バカばっかりです。最高!

あ~疲れた体にはいいなああ。もっと見たい方はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

発想

今日見ていたテレビ番組で、「魚を新鮮なまま輸送するために、魚の“つぼ”を針で刺して仮眠状態にする。」というのをやっていました。

へええええ。おもしろい。実に興味深い。

私はてっきり、低温状態にするのかと思いました。この発想ってすごいですね。だって、魚に「つぼ」があるなんて思いもしないでしょ。しかもそれで、魚を眠らせるっていうことなんか、誰も思いもしない。

たぶん、発想としては

①人間には針で刺すつぼがある。

②それで痛みを和らげることができる。

③動物も同じではないだろうか。

④魚にも応用できるかも。

という感じかと。

大体、アイディアは0から生まれるのではなくて、今あるものとニーズをどうにかしてつなげられないか、というところから生まれると思います。

それも、一見関係のないようなものの組み合わせで。

お笑い教育もある意味そうです。あと、私が考えた社会のまとめで「TV番組のフォーマットを使う。」という実践もそれに当たります。

なんか、刺激されました。

「魚のつぼを針で刺して」ですね。なるほど。実に興味深い。

こんな感じのアイディアを生み出そう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年5月12日 (火)

そろえることは難しい

今日は、当地区の「学びステップアップ事業」の実行委員会でした。中学校区で学力向上を目指していろいろな取り組みを計画しています。

学習内容や指導方法について統一的に取り組んでいくことが大切ですが、まずは取り組みやすいことを切り口に話し合っています。

その会議の中で話題になったことは、学習規律・家庭学習でした。

簡単に言うと、授業のときに学習用具は何を出すか、家庭学習の時間の目安をどう設定しているのかとかを、小・小間、小・中間でできるだけそろえていって、中学入学の際のギャップに対応するというものです。

中学校の学習規律は、やはり小学校のそれとは違っています。初めの挨拶からして違う。「お願いします」だそうです。うちの場合は座ったまま「注目・礼」だけ。隣の小学校は、校内でも多少ばらつきがあるそうです。

まあ、それぞれに哲学があり、それぞれに一長一短があるのでどれがいいとは一概に言えませんが、校内でばらつきがあると言うのはいかがなものか、と思います。これって意外に難しいんですよね。うちの学校でも、ここ2年でようやく統一見解が出されてそろうようになりました。

しかし、どれが良いにせよ、一つの形にした方が子どもたちにとってはやりやすいんですね。だって、毎年同じなんだから。先生が変わるたびにやり方が変わるんじゃ慣れるのに大変です。

校内での統一が難しいのに、中学校区でそろえるのはさらに難しいことです。「そろえる必要なあるのか?」なんて議論にまでなりそうです。はははは。

いいものだけが淘汰されて残っていくのだとは思いますが、そうやっていながらも教育界は流行に惑わされてきていますよねえ。やれやれ。

最大公約数的な一致点を見つけていくしかないですね。組織で動いている以上は。

あ、なんか愚痴っぽくなってきた。やめましょう、この話題。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年5月 7日 (木)

連休は

みなさん、連休はいかがお過ごしでしたか?わたしは、完全休養に当てました。

息子と仮面ライダーの映画を見に行ったり、本を読んだり、部屋を片付けたり、車のメンテナンスをしたり。

春休みに休まなかった分、ゆっくりした感じです。

雑誌原稿もあるのですが、まあそれはそれ。しばし忘れて頭をからっぽに…。

と、思ったのですがやっぱり完全に頭から追い出すのは無理。

仕事のことはふとした瞬間に思い出すもの。

最近気になっているのは、ノート指導と脳科学。本屋で見るのは関係の本です。自分が気になっているところが少し解明されてきて、ちょっとうれしくなりました。ワーカホリックですかね。中毒かも。ははは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »