6年社会科授業開き
6年生の社会科が今日からスタート。
今年は、1年間何をするのか、どんなふうにするのかというオリエンテーションから入りました。特にマイブームのノートの取り方を重点的に。
1 ノートは思考の作戦基地である。
2 ノートは「ぜいたくに」使う。
3 黒板に書いてあることだけでなく、気づいたことや先生の話も書く。
考えたことをたくさん書かせるような授業展開にしようと思っています。消しゴムは使わない。
ノートは見やすく、間を空けて。
「あ~東大生のノートとかもそうだよね!」ほ~よく知ってますね。そのとおりです。すごいですね。
で、授業開始。
定番の「地球誕生から現在までを1年とすると」です。
Q1 人間の登場は何月でしょう?
「誕生」ではなく「登場」なのは進化の過程から考えるとこの表現の方がいいと思うからです。案の定、食いついてきました。
「先生、人間ってどこから?」「クロマニヨン人とか?」「原人?」感心です。今年の6年生は予備知識も持ってますね。
「猿と人間の祖先は同じです。類人猿といいます。」
「あ、今の書きましたか?黒板に書かなくても、こういうことを書くといいんですね。」と、一言言うだけで、さささっと書き始める。ん~反応がいいぞ。期待できそう。
で、2月とか6月とか11月とかいろんな意見が出ますが、答えは12月。
Q2 では12月の何日でしょう?
これについても書かせて意見を出させて解答。12月31日です。「え~!」と言う声。
Q3 では、何時何分でしょう?
答えは午後11時37分です。
Q4 では、西暦の始まりは?
答えは午後11時59分46秒です。
2000年間は、地球の1年から見たらわずかに14秒。20世紀はわずかに1秒です。
この事実に子供たちは驚きました。人間の歴史なんてそんなもんです。
次回は縄文のくらしです。
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コメント
地球誕生が46億年前でしょうか。これがとほうもない長さなのですね。それとくらべたら、人の歴史のなんと短いこと!ところがどっこい、その中にぎゅぎゅっと無数の出来事が詰まっているわけですね。
投稿: かつのり | 2009年4月12日 (日) 06時19分
かつのりさん、いつもどうも。そうなんですね。この、ものすごく短い間に凝縮された人間の歴史!なんですよ。ちっぽけだけど、偉大な進歩です。ここに気づかせたいです。もう一つは、縄文時代は弥生~現代までの5倍以上もあること。これも、おもしろいですよねえ。
投稿: JJ | 2009年4月13日 (月) 23時51分