教え子たち、それぞれの道
3月の初めぐらいに、教え子から手紙が届きました。高校を卒業して、希望していた大学に合格したという内容でした。彼女は、昔から自分が何になりたいかというビジョンをしっかり持っていて、それに向かって努力を続けてきました。
その返事に次のようなことを書きました。
「夢を持っている人はたくさんいます。でも、その夢をかなえるために最大限の努力をしている人は少ないです。夢は願っているだけではだめです。~さんは、夢に向かって努力することを怠らなかったから、一歩一歩近づいているのです。そういう人生は、たとえ夢が実現しなくても何かを残してくれます…。」
昨日と今日と中学生もやってきました。中1の子供たちは、部活の話。部員が足らなくて困っているので、「今度の新入生の勧誘、はりきってま~す!」だって。
中2の子供たちは、勉強の話。
「どらどら、通信表。」「ん、いいよ!」
おお、立派な成績じゃん。「○○○高校、真剣に考えてるんだ。」そっか。がんばれば、難しくないっちゃ。
みんな、それぞれ精一杯「今」を生きています。それが何よりもうれしい。
今日、人事異動が発表になりました。私は留任。来年度も教務主任です。
自分は精一杯「今」を生きているか?自分のモチベーションを上げる「何か」を見つけなければ。
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