ごんぎつね その2
今日、4年生の学級を借りて研究授業をしました。教務とはいえ、私も一応参加しないと、ねえ。
今日は一場面。発問は二つ。
「ごんは、どんなきつねですか。」
C:いたずらばかりしている。
C:ひとりぼっちの
C:しだのいっぱいしげったほらあなに住んでいる。
C:ぬすっと
などなど。文章にあるものを指摘しています。このクラスは、以前に「ポレポレ」ではっきりと書いていないことも読み取る学習を経験させてきたので、それを期待して次の発問。
「ごんが兵十にいたずらをした本当の理由は何でしょう。」
C:3日間もとじこもっていたので、いたずらをしたかった。
C:ごんのしょうぶんがあらわれた。
が、多かったのですが、4人の子供が
C:一人でいるのでさびしくていたずらをした。
C:兵十にかまってほしくていたずらをした。
と、発言。
そうなんですよね。ここら辺が物語の伏線なんですね。そこで、
「『兵十だな。』というセリフがありますね。なんで名前を知っているのですか?」
ここで、口々に「前から知ってた。」とか言い始めました。
時間がなかったので「先生の読みはこうです。きっと、ごんと兵十の間に以前に何かかかわりがあったのでしょう。ごんは、きっと兵十ならかまってくれると思っていたずらをしたのではないかなあ、と思います。」
ここで終了。ん~残念。読みが深まらなかったなあ。
でも、子供たちが一生懸命に考えていたし、以前より書いていたのでよかったです。
問題は私、ですね。
これに代わる発問は他にも考えていました。
「ごんは悪いきつねですか。」
「ごんは兵十にいじわるがしたかったのですか。」
「ごんは兵十にどうしてほしかったのですか。」
「ごんと兵十の間に、以前、何があったと思いますか。」
二択か想像させる発問です。
どんな発問がよかったんだろう…。難しいなあ。
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