すばらしいぞ、君たち
今日、とあるクラスの補欠に行きました。とはいっても、帰りの会だけですが。でも、そこですごいものを見ました。
日直が前に立つと、ざわざわしていたクラスが静かになる。日直が「ジャンバーを着ている人は脱いでください。手袋をしている人ははずしてください。」その一言に、あわてて脱ぎだす子供たち。
「今日、よかったことをあげてください。」「今日、体育のサッカーでパスを出されたんだけど、追いつけなかったときにみんなが『ドンマイ、ドンマイ』と言ってくれました。」「今日の5・6時間目の自習のときにみんな静かにやっていたことがよかったと思います。」
この発言が続いている間、他の子供たちはちゃんと話している人の方に注目しているのです。
「今日のめあてが守れた人は手を挙げてください。」全員が挙がる。ちなみに、今日のめあては「外で元気に遊ぶ。」今日は最高気温3℃です。寒い中でも全員が外で遊んでいたのです。
このすばらしい光景を見て、感動しました。そして、最後にほめました。
「みんなの様子を見て、すばらしいと思ったことが3つあります。一つ目は、みんながみんなのことをすごく大事に思っていることです。発言の内容からそう思いました。二つ目は、みんなが話す人に注目していたことです。これも、一人ひとりを大切にしていることの現れです。三つ目はめあてを全員が達成していることです。めあては守るためにあるものです。それをみんなはよくわかっています。すばらしいです。いいクラスです。これからも続けていってください。」
思わずでた言葉です。
これも、ひとえに担任の先生の哲学が浸透しているからに他ありません。
いいなあ、うらやましいなあ。ああ、担任にもどりたい。はははは…はああ。
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