価値ある出会いが教師を変える
東北青年塾の同士でもあり、私の尊敬する佐藤正寿先生の本が出版されました。
光栄にも送ってくださり、その日の晩に一気に読みました。教師・佐藤正寿のライフヒストリーとも言える内容です。
一番印象に残ったのは、最初から優秀な教師であったのではなく、ものすごく努力された結果今日の正寿さんがあるのだ、ということです。
三年目までの苦悩と取り組み、自分を鍛えるためにどんどん研修に出かけたこと、ああ、よくわかるなあ。特に、最初のころ自分のクラスや授業がうまくいかないときの苦労は、私も経験したことなので、すごくよくわかりました。
でも、正寿さんが3年でやったことを私は20年かけてやってました。この辺が今の差なのだなあ。私ももっと早く気がつけばよかった。
ちょっと自分のことを書くと、「もう20年早く生まれていれば、天下が取れたのに…。」と悔やむ伊達政宗の心境です。もう10年早く、今のような活動ができていれば…。
いや、悔やんでばかりはいられません。今からでも遅くない。私も自分にできることを一つ一つやっていこうと思います。
若い先生方にぜひお勧めです。
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コメント
サトマサです。
拙著のご紹介、ありがとうございました。
JJさんらしい読み方ですね。
若い頃はもちろんですが、私は今も日々反省することがしばしばです。それがあるからこそ成長に向けてのエネルギーが出てくるのだと思います。
共にがんばりましょう!
投稿: サトマサ | 2009年1月 9日 (金) 06時22分
正寿さん、コメントありがとうございます。一つの物語として読みました。長編日記というか…。失敗も隠さず書いているところが若い人たちの共感を呼ぶと思います。
投稿: JJ | 2009年1月10日 (土) 10時40分