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2008年12月 5日 (金)

ここをくずさない

今日、ある学級の授業に行きました。そこで、いつも気になることが。

そこのクラスはどうも物が散乱していることが多いのです。クラスはまずまず落ち着いているような人間関係に問題を抱えているような…。

このあたりは、野中先生の「困難な時代を生き抜く教師の仕事術」にもあるのだけれど、「崩壊」の兆しです。

私も昔、クラスが荒れかかったことがありましたが、やっぱりその辺のところはきちんとしていませんでした。

今、私が「ここをくずさない」と思っていることが三つあります。

一つ目「授業開始と終了のあいさつ」です。必ず、姿勢よく注目してから礼をするようにさせています。

二つ目「机の上の学習用具を整える。」です。教科書は左、ノートは右、鉛筆、消しゴム、定規、赤ペンを出して、筆入れはしまわせます。

三つ目「きれいにするまでそうじする。」です。はいたから、ふいたから、とやった事実を言う子供がいますが、それではだめです。そうじの目的は「きれいにすること」です。きれいになるまでやらせます。

この三つを必ず実行させています。そうすると、不思議と生活態度も落ち着いてきます。(私の経験上の話です。)

でも、これをやるには教師の粘り強さと強固な意志が必要です。妥協せずに、子供に負けずに、です。これが難しい。どうしても、見逃してしまいそうです。

しかし、これは最後の砦だと思っていつも守らせるようにしています。ここをくずさない。ここをくずしたら負けです。

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コメント

私も授業に行くと、まずは片付けから
していた時期がありました。

まずは授業ではなく、
片付けてから授業に入るだけで、
子どもたちの意識も変わるものですね。

投稿: Y.Mochizuki | 2008年12月 7日 (日) 15時14分

もちづきさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
そうでしたか。同じことを考えていらっしゃったのですね。うれしいです。
環境に左右されやすいのが人間で、子供はなおのことそういう傾向にあると思います。

投稿: JJ | 2008年12月 8日 (月) 21時06分

そっかあ。
わたしは、授業の開始と終わりの挨拶をしません。
JJさんから言わせるとダメダメ教師ですね。
ウーム。

投稿: あべたか | 2008年12月 8日 (月) 21時26分

 あべさん、そんなことはないです。これはあくまでも私見ですから。子供の実態が、学びに向かっていれば必要ない、と思っています。野中先生の言うところの、「生徒する」姿勢ができていればいいのです。あべさんは、ここがきちんとできていると確認したうえで、礼をなくしているのでは。
 ただ、私がこれまで教えてきた子供たちは、これをきちんとやらないとどうしても崩れがちだったので、気をつけているだけのことです。そして、これは今の全国の学級の9割に言えることではないか、と思っています。

投稿: JJ | 2008年12月 8日 (月) 23時46分

私は、あいさつを必ずする方ですね。
チャイムがない学校の経験が多かったためか、
授業の始まりと終わりの、
区切りをつけるという意味で必要ですね。

投稿: Y.Mochizuki | 2008年12月 9日 (火) 00時50分

なるほど。
わたしは、JJさんと知り合いになった頃は、似た傾向をお持ちの先生なのかなと思ってきましたが、ここにきて、考え方の違いが明確になってきていますね。
おそらく、JJさんがスタンダードでわたしが異端であることは確かなのですが。

>「生徒する」姿勢ができていればいいのです。あべさんは、ここがきちんとできていると確認したうえで、礼をなくしているのでは。

いえいえ。そんなことはありません。
Mochizukiさんの言葉を借りれば、

>授業の始まりと終わりの、
>区切りをつけるという意味で必要ですね。

ということですけど。
わたしは逆でして、休み時間の生活のような授業をしたいということから、あえて号令をかけないで授業をしています。

知らぬうちに、わたしが教師に入っていって、知らぬうちに授業が始まっていると言うことです。

もちろん、学級担任時代もそうでした。
学級担任ですから、ずっと教室にいるわけですけど。
時間になると、自然に授業を始めるわけです。
だから、子どもたちは余計時間を気にして授業を始めます。
休み時間や授業なんて関係ないという感じでしょうか。
時間が来たら自然に始まり、時間が来たら自然に終わるですね。わたしの場合。もちろん、授業時間を延ばすなんてことは決してしません。授業終了時刻ピタリに終わるか、それよりも1,2分早めに終わるようにしています。

投稿: あべたか | 2008年12月 9日 (火) 19時16分

望月さん、私の学校でもチャイムはなりません。区切りをつけるというところは同感です。

投稿: JJ | 2008年12月 9日 (火) 20時44分

あべさん、引き続きコメントありがとうございます。
自然に授業に入るというお話でしたが、それは雰囲気がそうなっているのであって、自然に子供たちも授業モードに入っているのではないかな、と思います。実際に授業を見たことはないので想像でしかないですが。
「この時間は、これをするよ。」とか、板書を始めるとか、それなりのスイッチの入り方があるのではないかと思います。それが、形から入る(礼ではじめる)のか実質の活動から入るのかの違いだと感じていますが。

投稿: JJ | 2008年12月 9日 (火) 20時52分

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