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2008年11月

2008年11月28日 (金)

そぎ落とすことで本質が見えてくる

今日は指導主事訪問。ポレポレの授業ファイナルです。

そして、私の雑誌原稿推敲も大詰めをむかえています。

両者に共通することは、「そぎ落とすこと」。これによって、自分の考えの本質が見えてくるのです。

そぎ落とし、吟味を重ねることで、よりよいものになっていく。と、確信して日々精進です。

と、いうことで、今日は時間がないのでここまで。詳しくはのちほど。

(毎日、寝るのが遅いぜ!あ~日付変わっちまったい。)

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2008年11月26日 (水)

ポレポレ その2

昨日の続き。4年国語「ポレポレ」の3回目です。

「この物語で重要な出来事を二つあげましょう。」という発問。

一番多いのは「いずみが行方不明になった」でした。その理由については、よく読み取れていないようです。「事件のようだから」「一番長く書かれているから」などが出ましたが、そんな理由ではありませんね。ここは、次の時間に関係があるので、あまり深入りせず、次へ。

「ピーターが転校してきた」が次に多かったのですが、これは出来事というよりは物語の設定。なので、説明して却下。

「ピーターがポレポレと言ったこと」がその次でした。「題名にあるから」なんて言っていたのですが…。

一人の女の子が「これでクラスが変わったから」という理由を挙げました。これに着目させました。そうなんですよね。この「変わった」ということが大事。これは次の時間の布石になるので、ここを全員に注目させました。

さて、明日は指導主事訪問。発問は「ピーターが来たことで、考え方や行動が以前と変わったのは誰でしょう。」です。さて、誰が挙がるでしょう…。楽しみですねえ。

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2008年11月25日 (火)

ンディヨ!

指導主事訪問で4年生の国語の授業をします。東京書籍の上巻の巻末にある「ポレポレ」という物語を扱います。

先週から始めて、今日は2回目。普通の授業の他に、「スワヒリ語講座」を5分間ぐらい入れています。1回目にやった「挨拶シリーズ」の中で、「ごめんなさい」の意味の「ポーレ・サーナ」や「はい」の意味の「ンディヨ」なんかがありました。

T:音読してきた?
C:はい!
T:「はい」は、「ンディヨ」でしょ。
C:ンディヨ!
C:やってきませんでした。ポーレ・サーナ
T:正直でよろしい。では、今日の本題に入ります。
C:ンディヨ!

なんて、やってました。実にノリのいいクラス。いいねえ。こういうお笑いは授業の中の清涼剤です。

本題の「一番重要な人物は誰ですか?」という発問に、「ピーター」派と「ぼく」派に分かれて理由を話し合いました。グループでの討論も全体での討論も盛り上がりました。

C:題名が「ポレポレ」だから、ピーターだと思います。
C:「ぼく」が、物語を話しているのだから「ぼく」です。
C:でも、ピーターがいろいろ行動してみんなに影響を与えている。
C:最初に「ぼく」が自己紹介していて、ピーターは「友達の」と紹介しているから「ぼく」が一番重要。

といった感じです。おもしろかったなあ。いい読みをしています。

明日は3回目。「重要な出来事を2つあげましょう。」という発問です。楽しみ楽しみ。

 

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2008年11月20日 (木)

今日も授業だ

今日は6年生の先生が午前中年休だったので、急遽授業、でした。

でも、これは私にとってうれしいこと。授業ができるんですから。

国語は、枕草子の暗唱。グループで協力して、全員が暗唱できるようにすること。その中で、いつもの「できるのがえらいんじゃない。できるようにがんばるのがえらいんだ。」という話をしました。

「今年の夏、北京オリンピックがありましたね。金メダルを取った選手もたくさんいました。でも、取れない人もいました。取れなかった人は、だめな人ですか?」いや、それはちがうと子供たち。

「そうですね。一生懸命にがんばったけど、メダルには届かなかった。それだけのことですね。選手の人たちは、この大会にかけてきました。全力で取り組んだ。そのこと自体がすばらしいことなのです。みんなも同じです。できるからえらいんじゃないです。できるようにがんばる姿がえらいんです。」

このことは担任した子供たちには毎回言っていることです。

そこから、少し変わってくれました。目が変わってきた、と私には見えました。授業が終わってからも、教書を持って暗唱の練習をする姿が見られました。うん、少しわかってくれたかな。

残念なのは、その姿をそばで見続けることができないことです。もっと寄り添って声をかける立場にいられればいいのですが。

まあ、ときどき社会の授業でもお邪魔するので、そこでまた一声かけてこの考え方をわかってくれるようにしたいです。

 

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2008年11月19日 (水)

授業の基本は信頼感と安心感

今日、県内の某小学校の公開研究会に参加しました。算数と英語の公開授業を参観しました。そこで、注目していたのは子供たちの行動。

って、当たり前と言われそうですが、最近の学級崩壊のニュースを聞くにつれ「他校はどうなんだ?」という気持ちが高まっていたのと、自分もいろいろな研修会やセミナー、ブログで見方を学習したからです。

最初の算数の授業では、始めの挨拶を見たときから「ん?」と思いました。

それは、(このクラスは立って礼をする。)立ったときにイスを入れる子、入れない子、きちんと立てる子、立てない子が混在していたからです。学習習慣が徹底してればそんなことは起きません。

案の定、ペア・グループ学習でも活気がない。意見を言いっぱなし。話し合いになっていない。

次の英語の学習では逆に、子供たちの活気がすごい。一つ一つの活動でのルールが徹底しています。

昨日の続きになりますが、教師と子供との信頼関係「縦糸」と子供同士の信頼関係「横糸」が、いかに結ばれているのか、ということに尽きます。この信頼関係が安心感を生み、子供たちの有効な学習につながるのです。

最近、青年塾の同士:あべさんの「学び合い」に注目している私ですが、「学び合い」ではまさにこの点が重要だと感じています。縦糸と横糸が十分に張られていなければ成立しないでしょう。(お叱りを受けるかも。失礼。私見です。)

いや、普通の授業でも同様ですね。ここの信頼関係がなければ、効果的な学習は成立しません。振り返って考えてみれば、当たり前のことだったんですね。

今、クラスを担任していない私ですが、自分のできる範囲で縦糸と横糸を頑丈に張り巡らせるようにしていきたいです。

 

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2008年11月18日 (火)

ここまできているのか

今日のニュースを見て、びっくりというか、来るところまで来ているかというか…。何とも言えない感じです。

そのニュースとは、「小学生が教室で帰りの会の最中にクラスメイトを刺した」という事件のことです。

帰りの会で渡したプリントにあったイラストが似ていると馬鹿にされた子が、その子を刺した、ということです。

文面にあることが事実だとすると、問題は三つ。一つは、それぐらいのことですぐに刃物を持ち出して反撃しようとする精神状態の子供がいること。二つ目は、「イラストに似ている」ということを冷やかす雰囲気にクラスがなってしまっているということ。三つ目はそれを察知できずに制止できなかった教師だったということ。

落胆と同時に、このクラスの状態を想像するに、周囲の子はどういう受け止め方をしたのだろうかという心配がわきあがってきました。どんな反応だったんだろう。

このクラスは縦糸も横糸もつなげなかったのだろうな。だから、こんなことになってしまったのだろう。

少ししてから、野中先生の著書「困難な現場を生きぬく教師の仕事術」を読んでいる自分がいました。学級崩壊にいたるまでのサインと対策がこの本には書かれています。野中先生は、日本中の学校の学級崩壊を心配されています。そして、その対策を広めようといくつかの本を出版され、全国を回って講演されています。

野中先生だけでなく、東北福祉大の上條晴夫先生も早くから子供が変わってきていることに注目され「授業成立」のためには何が必要かを研究されています。

私もこのお二人の先生から学んだ教師の一人です。今回のような事件が起きないような学級作り、人間関係づくりのために少しでも役に立ちたいと思っています。

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2008年11月17日 (月)

第8回東北青年塾のご案内

わたしが所属しています東北青年塾の第8回セミナーのご案内です。

12月6日の13:20から仙台市青葉区市民センターで開催されます。詳しくはこちらから。以下宣伝文です。

「東北」で「理科の授業づくり」と言えばこの方!『小学校理科の学習ゲーム集』『理科の授業ミニネタ&コツ101』(以上、学事出版)等の執筆や授業実践で著名な真田伸夫氏(山形・寒河江市立白岩小学校)をお迎えして、第8回東北青年塾を開催いたします!

学期末のお忙しい時期ですが、どうぞご参加ください。

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2008年11月13日 (木)

仙台・宮城ディスティネーションキャンペーン

やまかんさんに教えてもらった「仙台・宮城ディスティネーションキャンペーン」。地元観光業者と自治体とJR6社が共同で行っている観光キャンペーンです。

これって、4年生の県の学習に使える!と思います。子供なりに宮城県をアピールする企画を考えるという発信型の実践になります。

そういえば、昔、宮城県の特産物を使った「宮城県弁当を作ろう!」という実践を行ったことを思い出しました。宮城の特産品といえば、まずは米。弁当に入れる米の銘柄を「ササニシキ」にするか「ひとめぼれ」にするかとか、ふかひれを入れるのはいいが高すぎないか?とか、いろいろと子供たちと検討しながら作っていきました。

それから、3年前には「宮城ウルルン滞在記」でまとめたこともありました。今は放送してませんがTV番組「世界ウルルン滞在記」を真似て、バーチャル滞在記を作るものでした。おもしろかったなあ。

今回のキャンペーンに乗っかって、授業するのもおもしろい。今はできませんけどね。でも、いつかその日が来ることを期待して、ネタ集めをしようと思います。

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2008年11月11日 (火)

森林のおくりもの

先週の話。5年生の先生が事情により2日間お休みになったので、臨時担任となりました。教科の学習を進めてもらったほうがいい、とのことでしたので、喜んで引き受けました。

さて、国語は「森林のおくりもの」という説明文です。入ってすぐ、ということなので、全体的な読みを確認する発問を二つ。

「この文章で述べられている『おくりもの』は、いくつですか。」

「誰へのおくりものですか。」

一つ目は、よくある発問です。答えは6つ」。木材、紙、火、と時間をかけて水をおくること、土をおさえておくこと、養分をおくること、です。これは、普通に読めばわかる。

二つ目の発問は、よく読まないで思い込みで答えてしまいがちです。「現代に生きるわたしたち」「世界の人々」「人類」などという思い込み発言が多いのです。今回も例に倣ってそんな答えが多かったのですが、「本当にそう書いてある?」という一言で、目覚めてくれました。

答えは「私たち日本人」です。冒頭や終盤に「日本は」とか「日本人」「日本列島」とか出てきますが、意外に見過ごしがちなのです。それから、「現代の」ではないです。そうは書いていません。最後の方に「現代に生きる私たち」というフレーズがあるので間違いやすいですが、よく読むとわかります。古くから木材を活用しているという部分があるので、「現代の私たち」ではないのですね。

学習にとても前向きな子供たちで、他の教科でも真剣な姿を見せていました。いいですね。こっちもやりがいがあります。 

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2008年11月 8日 (土)

焼き場に立つ少年

本日(時間的には昨日)市の教育研究会の一斉研修日でした。社会科部会では午前は授業研究、午後は講演会という日程です。授業は本校の6年生の先生が提供しました。

年度当初、授業者を決める際に彼女は「社会科の研究授業ってやったことないんですよね。」と言いながらも、「勉強になるので」と引き受けました。そのやる気がすばらしい。私が6年生の社会を担当するかどうかも含めての話し合いだったのですが、「JJ先生に教えてもらいながら。」と過分なお言葉。

で、今回もいろいろと相談しながら授業設計をしました。単元は「長く続いた戦争と人々の暮らし」です。この単元の1時間目を授業研究会に当てました。

授業はこんな感じ。

まず、ウォーミングアップで「歴史人物カルタ」。4月から行っていたもの。子供たちはいつものように大騒ぎで和気あいあいでやっていました。

次に写真の提示。「焼き場に立つ少年」です。(詳しくはこちらこちら)まずは、戦争中の写真だということ以外は何も教えずに。

T:この写真からわかることは?
C:子供が赤ちゃんを背負っている。
C:はだしだ。
C:足が焼けているように見える。
C:服がぼろぼろ?

などなど、思いつくまま言ってました。

次に、この写真の状況を教えます。

シーンとなる子供たち。

T:この写真を見て疑問に思うことは何ですか?
C:なぜ、一人で来ているのか。
C:なぜ、泣かないのか。
C:なぜ、はだしなのか。
C:なぜ、一箇所で死体を焼いているのか。
C:なぜ、気を付けをしているのか。
    etc

で、これについてグループで話合いながら予想をしていきます。その後、発表。それについて教師がつっこみながら、考えを深めていきます。

なぜ、一人で来ているのか。→親が死んでしまった。父は戦争に行った。他の大人もいない。
なぜ、泣かないのか→あまりにも悲惨な状況を見すぎた。たくさんの人が死んでいったのを見てきた。がまんしていた。
なぜ、はだしなのか→くつを買えなかった。食料などを買って、お金がなかった。焼けてしまった。
(ちなみに隣のクラスでは、坊主なのはこの当時そういうきまりだったのでは?という予想も出ていました。)

紙面で再現するのは難しいですが、子供たちはこうしたやり取りをする中で考えを深めていきました。戦争というものに翻弄された少年のことに思いをはせていきます。

T:(この少年も含めて)戦争のとき、国民はどのような暮らしをしていたのでしょうか。

というところで終了。問題意識を高めつつ次時へ。

授業のポイントは、写真を読み解くこと、見えないものを見ようと考えること、です。その触媒として教師の発問やつっこみが意味を持ちます。その辺も事前に十分話し合っていたので、まずまずだったかなと思います。

「社会の研究授業は初めて」と言いながらも、落ち着いた感じで授業を進めていたS先生。立派でした。いい勉強になったと思います。

実は、この写真を紹介したのは私。初めて見たときから、これを教材に授業ができないかなあと熱望していました。正直、この写真のインパクトはすごい。見るものを圧倒する少年の敬礼にも似た直立不動の姿勢。血がにじむほど噛み締めた唇。いったい何を考えていたのでしょう。

写真をとったアメリカ人のオダネル氏は「原爆を落としたは正しい。」というアメリカ国民の風潮に疑問を持ち始め、しかし公開するには…、と葛藤し封印します。その後息子の手によって公開されるのですが。

このオダネル氏の葛藤を教えることは、当時のアメリカ人の見方を知るうえで重要です。非常にデリケートな問題ですが、なんとか授業の形にしたいと考えています。

また、「少年は何を考えていたのでしょう。」という発問は単元の最後にやってみようと決めています。

それにしても少年の目の前に広がる光景はどんなものだったのでしょうか。心が痛みます。

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2008年11月 5日 (水)

なんだこんなことか

昨日の続き。

リカバリしたにもかかわらず、DVD作成ソフトが不具合。

ん~何なんだ…。

シャットダウンも時間がかかる。

ん?外付けHDがついたまま?と、はずしてみたらあっという間にシャットダウン。

その後、DVD作成ソフトを立ち上げて作業を続けたら…。

あら、うまくいったじゃない。

…てことは…。

なあんだ。外付けHDが干渉していただけのことじゃない!

…って、そんなことってあるのかい!

ん~パソコンはよくわからん。私の手には負えない。

まあ、調子よくなったらいいか…って、昨日の私の苦労はなんだったんじゃい!

と、今マイPCに毒づいています。やれやれ…。

 

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2008年11月 4日 (火)

リカバリ

しばらくです。っていうのも、連休中不調に陥っていたマイPCと格闘していたからです。

9月ごろから、どうもDVDを作成するソフトが不調。フリーズするだけでなく、ウインドウズも終了しない。「超強制終了」を連発したせいか、他のDVD作成ソフトにまで影響が出てきたらしく、うまく書き込めない。

ん~困った。思い切って、え~いリカバリだ!

リカバリは前PCで経験済みとはいえ、ドキュメントやダウンロードしたプログラムなどのバックアップに時間がかかるかかる。リカバリ自体はあまり時間がかからずに終了したものの、元の状態に戻すためのセットアップに時間がかかりました。

とくにDVDコピーのフリーソフトに日本語パッチを当てるのがうまくいかない。ビスタだと何か干渉するものがあるのかも。以前のバージョンのものをインストールして解決。

ようやく使える状態になったかと思いきや、メールの方が、ん?メッセージルールも設定しなおしかよ…、おいおい。

で、ようやく一息ついてます。でも、まだパワポとかはまだ。これからがんばります。

パソコンを使うようになってとても便利になりましたが、悩みも増えたなあ。ははは。

 

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