子供を殺す親たち
立て続けに、いやな事件が起きています。母親が子供を殺す。2件続きました。
どちらにも共通しているのは、「子供の将来を悲観して」というものです。
これについては、野中先生も記事にしています。こちら。
子どもと自分が同化し、子供への批判が自分への批判のように感じてしまう。子供の生活が自分の生活であるかのように錯覚してしまう。子供の将来が自分の将来であるかのように思いこんでしまう。
今時の親にありがちなのは、子供を「親のもの」と思ってしまうこと。だから、幼児に自分が好きなファッションをさせる。頭を染める。自分の生活につき合わせ、夜も平気で連れ歩く。子供のトラブルに対し、解決策を子供に教えるのでなく、自分で解決しようとする。
子供は親のもの?いいえ、違います。
子供は社会のものです。
育てて、社会に帰すのです。だから、しつけが必要なのです。社会で生活していくために必要なスキルを身につけさせるのです。親は、社会の一員として通用するような人間に育てる義務があるのです。
将来を悲観して、命を絶つ?冗談じゃない。子供は親と全く別な人格です。信頼していた母親に命を絶たれた子供の気持ちを考えると、筆舌に尽くしがたい憤りを感じます。
子供の人生は親のものじゃありません。早く気がついてほしいです。
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