できるのがえらいんじゃない
2学期はリスタートできるチャンスです。1学期に伝わらなかったことを、もう一度伝え直すチャンスです。
私がクラスの子供に伝えていることの一つに、「できるのがえらいんじゃない。できるようにがんばるのがえらいんだ。」ということがあります。
ちょうど北京オリンピックがありました。私は女子サッカーに注目していました。
サッカー好きの私は、いつも日本代表の試合ではTVの前で応援なんだかぼやきと批判なんだかわからないような観戦状態です。「あ!なんでここでシュート打たないんだよ!」なんてね。
でも、今回は負けた試合にもかかわらず、そんなストレスは感じませんでした。なぜか。それは、「ひたむきさ」を感じたからではないかと思います。とにかくボールを追い、声を出し、必死になっている姿があったからです。
スポーツですから、勝ち負けがあるのは当然。陸上でも水泳でも、8人出れば1位から8位まで必ずいる。じゃあ、8位はだめなのか。
それは違います。どれだけ頑張ってきたのか。どれだけ努力してきたのか。その人にとってどれだけ価値があったのか。そこが重要です。
子供達には、いつも話します。「結果が出ないこともある。それは仕方のないことだ。だけど、自分が頑張ってきた成果はきっと表れる。」
勉強でもスポーツでもなんでも努力することが大事。目標に向かって頑張ることは、結果以外のものを与えてくれる。
誰かが言っていました。「天才は努力する才能を持っている人だ。」
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コメント
強く納得するお話で反応してしまいました。「努力を続ける能力」こそ,目の前の子どもたちに伝えたいことNo1です(^^)。
投稿: みなかわ | 2008年8月27日 (水) 16時58分
みなかんさん、お久しぶりです!コメントありがとうございます。他に子供たちへのメッセージでよく言うのは「本気で頑張れば、解決しないことはない。」です。「本気」になること、最大限の努力をすることが少ない現代の子供たちに訴えていきたいです。
そして、これは自分自身に言い聞かせていることでもあります。
また、よろしくお願いします。
投稿: JJ | 2008年8月27日 (水) 20時53分