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2008年2月28日 (木)

素材を活かす

上條先生に仮説実験授業の本を紹介されて、人間ドックの合間にずっと読んでいました。「楽しい授業」とは何なのか、少し見えてきました。

私が出した結論は、「楽しい」という状態は、単に先生の話術が面白いというだけでは成立せず、素材そのものの面白さがないと「楽しい」授業にはならない、ということです。

子供の興味をひくような素材があって初めて「楽しい」授業が成立するのだと思います。

しかし、素材だけではだめです。

その素材をいかに興味をもってもらえるように構成するか、そしていかに演出するか、そこがポイントです。

仮説実験授業では、「授業書」というものを使います。素材を生かして構成された授業計画書です。おもに問題を出して、子供の考えを聞き(または選択肢を選ばせて)そして、その答えを実験、または資料で確かめる、(または途中に討論も入る。)という流れです。(と、私はとらえましたが仮説のサークルの方、どうですか?)

で、ふと思ったのは「有田社会科」も似たような要素があります。まず、素材としての「ネタ」がある。それを子供たちとともに追究していく。追究した結果、新しい知識・考え方を得る。

ね、似てません?

私は「素材+構成+演出」で楽しい授業が作れると思います。「演出」は、見せ方・話し方・お笑い的要素、ですね。

5年生の社会で沖縄のことを学習したとき、「シーサーって何の動物なのかなあ?」という子供のつぶやきから追究したことがあります。調べたところ、「もともとはオリエントから獅子が伝わった時に、沖縄ではシーサーという形になった。」でも、実は日本中に、いや世界中にシーサーはあるのです!

日本のあちこちでは「狛犬」という形になりました。その辺の神社にもありますね。この授業をした時には、大した構成でもなかったのに子供たちはとても興味を持ちました。シーサーも狛犬も「あ・うん」で組になっているのですが、これは力士像にもある、ということを話したら、地域にある神社に見に行った子供もいました。えらいえらい。

やはり、授業は素材ですね。おもしろい。実に興味深い…。

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「授業実践」カテゴリの記事

コメント

私見です。
仮説と有田先生の社会科授業は全然違うとわたしは思います。
まぁ、わたしはですけど。


投稿: あべたか | 2008年2月29日 (金) 23時15分

あべさん、コメントありがとうございます。
もちろん、理念や目標とするところは全く違うと思いますが、面白い素材を生かして子供に考えさせるという手法は似ているのかなあ、というのが私の考えです。

投稿: JJ | 2008年3月 1日 (土) 18時04分

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