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2007年12月12日 (水)

今さらですが全小社研 その2

すみませんでした。「明日書きます。」なんていっておきながら…。

で、本題。

私の発表ですが、テーマは「討論で社会的な見方・考え方を育てる」です。討論の中で意見をぶつけ合うことで社会的事象について多面的な見方をさせていく、ということをねらったものです。

ポイントは3つ。

1 知識を共有する。
2 選択型(WHICH型)の学習問題を提示する。
3 討論のフォーマットを繰り返す。

簡単に概要を説明すると、知識の共有は考える材料を獲得させることとかみ合う討論を促すため。選択型の学習問題にするのは、全員が参加しやすくするため。(とりあえず、どちらか選べばいい。)討論のフォーマットは、討論を活性化するためのもの。

たとえば「元寇」。鎌倉時代に元が攻めてきた事件ですね。ご存知のとおり、2度とも元は攻めきれずに帰っていきましたね。さて、日本が撃退できた理由は?

教科書には「日本の武士の活躍」「暴風雨があった」とありますが、実はこれだけじゃないのです。元軍の構成が問題です。実は元軍の中でモンゴル人はわずかに0.1%。ほとんどが被征服民族の高麗や宋の敗兵です。征服された上に、はるばる日本まで連れてこられたのです。士気が高まらなかったのは容易に想像できます。士気があったとしても0.1%のモンゴル人で統率が取れていたのかは疑問。しかも、騎馬民族であるモンゴル人は船が適当に作られていたのに気づかなかった、という説もあります。

さて、ここまで学習した上で「元がもう一度攻めてきたら、どっちが勝ったでしょう?」と学習問題を提示します。元軍は前述の状態。日本側は恩賞が不十分だったのでご恩と方向の関係が崩れてきている。子供たちは悩みます。

フォーマットは、
①知識の共有
②学習問題の提示
③自分の考えを書く
④ペア、または小グループで意見交換
⑤全体で討論
⑥話し合いで分かったこと、導き出されることを整理
  です。

この場合は、支配者と被支配者の構図が浮かび上がってきます。元も日本も被支配者をうまく治めることができなかったということです。為政者はやはり民のことを考えた政策を行わなければならない、という教訓が導き出されてきます。

というのが、私の実践の一例です。

以上のような内容を分科会で発表しました。

実際の様子は…。次回に…。(ごめんなさい)

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「授業実践」カテゴリの記事

コメント

情報モラルは習いましたのでご安心ください!笑)

投稿: さとう | 2007年12月12日 (水) 23時20分

ははは。さとうくん、ありがとう。そっか、情報モラルは習いましたか。そりゃいいことだ。成長しているなあ。

投稿: JJ | 2007年12月13日 (木) 21時00分

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