ワークショップ型事後検討会
前にも書いたように今年は研究主任でない私。研究へのスタンスも違います。今年は何か自由になっているので、いろいろな提案も気楽にできます。去年は少し堅実路線でした。
で、事後検討会を小グループによる話合いをメインにしたワークショップ型で行ってはどうか、と提案しました。今年の研究主任さんがそれに乗ってくれて、今回実現しました。
雛形にしたのは、みなかんさんの北方小のものです。1グループ4,5人の3グループに分かれて行いました。それぞれの意見を付箋紙に書いてグルーピングし、改善案を出して行きます。結果からいうと、活発な話合いが実現し、今までよりもずっと濃い時間になりました。
グループ編成ですが、今回はランダムにクラス順にしていました。私は年齢順がいいなあと思いましたが、却下されました。だって年齢順の方が若い人たちの意見が多く出て面白いと思うからです。
最後にグループで話し合ったことを、代表が発表して協議します。ここの協議が今回はうまくいきませんでした。というのも、各班とも似通った意見に落ち着いていたから争点が見つからなかったのです。1回目にしては上々だったかなと思います。
事前検討会は模擬授業、事後検討会はワークショップという形が定着すると、従来の形式的で盛り上がらない研究が楽しくなりますね。いい傾向だ。
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コメント
ご紹介ありがとうございます。模擬授業,ワークショップは,従来の「ネチネチ型検討会」から脱却するにはとても有効ですね。
投稿: みなかん | 2007年10月13日 (土) 18時00分
みなかんさん、コメントありがとうございます。そうですね。「ネチネチ型」っていうネーミングは的を射ていますね。「中身をとる」検討会になってきているという実感があります。他の学校にも広がるといいです。
投稿: JJ | 2007年10月15日 (月) 20時15分