発問は
今日は、授業研究会でした。とは言っても、ミニ授業研です。これは、今年度私が提案したもので、みなかんさんの北方小で行っているものを真似したものです。とにかくお互いの授業を見合う回数を増やし、授業力を向上させようという取り組みです。
今回は3年生のT先生の「道具を使う動物たち」が題材です。
うちの学校では、宮教大の相澤秀夫先生に何度か講義を受けてその手法を生かして国語の授業を行っています。
簡単に言うと、読みを広げるような発問をし、ペア学習で子供の意見を交流させて、いろいろな見方に気づかせていくというものです。
さすが、T先生。もうすでに自分のものにしていました。子供たちの意欲や集中が素晴らしい。日頃の授業づくりがうまくいっている証明だと思いました。
発問は「エジプトハゲワシが石を使ってたまごを割っていたとき、グドールふさい(夫妻)はどんなことを話し合ったでしょう。」というものです。
私はその前の「しんじられない光景」に着目していたのです。「どんなところを『しんじられない』と思ったのでしょうか。」という発問が適切かな、と思っていたのですが、前掲の発問で子供たちは(少数ですが)その辺も読み取っていました。
ん~発問は奥が深い。子供の実態も考えないと、空振りに終わったり、くどかったりするなあ…。
っていうのも、今日の社会の授業で、「子供の実態をまだ知っていないなあ。」と感じたからです。ミニネタはどの子も食いつきますが、単元のねらいに迫るような発問はやはり実態を考慮しないと、深まりが出ません。その辺で、クラス担任でないということはハンディですよねえ。
さあ、工業の学習をどうするか。
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