結果、大失敗
先々週あたりのことですが、5年生の社会の授業「食糧生産」での話です。
いろいろと調べ、意気込んで授業しましたが、結果は大失敗!
失敗の元凶は「フードマイレージ」です。
「その国からの食料の輸入量×その国までの距離」がフードマイレージで、輸入に頼る日本はその数値が諸外国に比べて極端に高い!のです。
これはいい教材になる!と思ったのですが、子供たちには難しい概念だったようです。輸入量が多い、自給率が低い、といった内容で十分衝撃をうけているのに、「フードマイレージ」を出してしまったので、どうもピンとこなかったらしいです。
やはり、子供の生活に直結するようなものを出すべきでした。
もっとも、やりようによっては十分効果があるのかもしれません。ただ単に私の教材の配列が悪かったということも十分考えられます。
後になって思ったのは、現状を知らせると同時に自分たちに何ができるのかということに重点を置けばよかった、ということです。
最後に、捨てている食料が輸入量の3分の1にもなるということを提示して、よけいに買いすぎない、作り過ぎない、残さない、ということや、地産地消に結び付けましたが…。
子供たちの視点を考えなかったのが敗因です。
次の工業では、子供の視点を重視します。
| 固定リンク
「授業実践」カテゴリの記事
- ちょっと変えてみた(2013.08.29)
- 社会科ネタ(2013.04.17)
- 火事から暮らしを守る(2013.04.16)
- ばらの谷(2012.07.04)
- ネタを開発せねば(2012.01.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント