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2007年9月

2007年9月29日 (土)

子供と楽しく修学旅行

27~28日に修学旅行に行ってきました。宮城県の場合福島県に行くことが多いようです。十数年前から、他県もあるみたいですけどね。

今回は担任としてではなく、引率の補充(?)として行ってきたので、これまでとは立場が違いました。でも4年生で担任したクラスなので子供たちとはツーカーですから、楽しく過ごせました。また、昨年と同じコースでしたので「あ~去年はこうだったなあ…。」などと思い出しながらの旅になりました。

磐梯山の噴火については理科の「大地のつくり」とタイアップ。白虎隊の悲劇は歴史の「明治維新」と重なります。現地ならではの充実した体験学習ができますね。こうした見学は事前の学習の密度の濃さ、問題意識の高まりに左右されます。昨年は、事前学習に時間をたっぷりかけて、体験学習がより充実するように配慮しました。

例えば、「磐梯山の噴火の仕方は○○○爆発と言われています。」「噴火によって多くの犠牲者を出しましたが、これによって誕生したものがあります。それは何?」「白虎隊の『白虎』とは何?」「白虎隊のひたむきさに感動して記念碑を贈ってくれた国はどこ?」もちろん、これだけではありませんが、こういったことを事前にそれぞれ調べてある程度知識を蓄積してから現地で見学すると、より感動が大きくなりますね。

あと、今回はバスの中で子供たちに「コンビニとかガソリンスタンドの看板が『ええっ?』という感じになっているから、ちゃんと見ておいてね。」とエサをばら撒いておきました。「え?何?」「何か違うの?」「イレブン・セブンになってるとか?」「さかさまとか?」「やたらでかいとか?」さすが、笑いのセンスがいいクラス。

その地点にさしかかり見てみてびっくり!「ええ~!!」「なんか気持ち悪い~」「え、なんで?」そりゃそうだ。だって、「茶色っぽい」のですから…。ちなみにこれは昨年もブログに書いてます。なぜかはそちらを参照してください。

ホテルの中でも、各部屋を訪問して子供たちと遊んでしばし担任気分でした。あ~楽しい。

これで4,5,6年の宿泊学習は全て制覇。多くの子供たちとふれ合えてよかったです。

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2007年9月26日 (水)

発問は その2

今日は全校授業研。5年生国語の「森林のおくりもの」です。東書では定番の説明文です。

最後の部分を読んで、筆者の訴えたいことを読み取る学習。

私が注目したのは、「キーワードは何か」ということ。授業者は「かけがえのない遺産」の部分の「かけがえのない」というところを取り上げました。それは間違いではないのだけれど、検討会の中で私は「遺産」というところにこそ、筆者の主張があるのではないかと気づきました。その辺で、いろいろと討議しました。

その他にもペア学習での観点の出し方にも着目してほしいと提言し、そのあたりについても話し合いました。

これだけ書くと、本文を知らない人には何のことか分からないかもしれませんが、本文を掲載できないのでごめんなさい。

今回は発問について、すごく話し合うことができ深まりました。実に有意義。これまでの形式的な検討会とは全く違います。このメンバーで研究が深まっていけそうです。

私事ですが、これまで研究主任という立場で全体のことを見ながら話合いを深めていければ、と昨年まで気を回していたことから解放され、ガンガン発言できたのでおもしろかったです。それに、呼応してくれる先生方もいて話合いが盛り上がりました。やっぱり、私はリーダーには向いていませんね。自由なポジションの方が自分の力を発揮できるのかもしれません。改めて感じました。ははは。

それにしても発問は難しい。

 

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2007年9月25日 (火)

怒涛の1ヶ月になりそうです

そろそろ10月になりそうです。怒涛の1ヶ月になりそうなんだなあ、これが。

10月21日に学芸会。11月1日に指導主事訪問。ってことは、学芸会と指導主事訪問の準備を平行してやらにゃあならん、ってことです。私は、学芸会は蚊帳の外ですが、渉外で忙しい。指導主事訪問も、みんなと同じように研究授業もするし、他のこまごまとした準備もします。

10月6日には青年塾。10日までにネットワーク原稿。24日までにお笑い教師同盟の新聞原稿。&全小社研準備。

ん~やりがいがありすぎる!!

なんていいながら、今一番の関心事は自動車工業の学習です。PISA型読解力を意識しながら、しかも興味関心を高めて、社会的な見方・考え方をどう高めるか?運転中も頭から離れません。あ~楽しい。

日本の自動車工業は実に社会科的な単元ですね。統計からでもよし、体験からでもよし、提案型でもよし、あ~もう何からやろう!!

でも、こんなときに陥りやすいのは「てんこもり」にしてしまうことです。いかに内容をそぎ落とすかが鍵ですね。結果はのちほど!

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2007年9月21日 (金)

発問は

今日は、授業研究会でした。とは言っても、ミニ授業研です。これは、今年度私が提案したもので、みなかんさんの北方小で行っているものを真似したものです。とにかくお互いの授業を見合う回数を増やし、授業力を向上させようという取り組みです。

今回は3年生のT先生の「道具を使う動物たち」が題材です。

うちの学校では、宮教大の相澤秀夫先生に何度か講義を受けてその手法を生かして国語の授業を行っています。

簡単に言うと、読みを広げるような発問をし、ペア学習で子供の意見を交流させて、いろいろな見方に気づかせていくというものです。

さすが、T先生。もうすでに自分のものにしていました。子供たちの意欲や集中が素晴らしい。日頃の授業づくりがうまくいっている証明だと思いました。

発問は「エジプトハゲワシが石を使ってたまごを割っていたとき、グドールふさい(夫妻)はどんなことを話し合ったでしょう。」というものです。

私はその前の「しんじられない光景」に着目していたのです。「どんなところを『しんじられない』と思ったのでしょうか。」という発問が適切かな、と思っていたのですが、前掲の発問で子供たちは(少数ですが)その辺も読み取っていました。

ん~発問は奥が深い。子供の実態も考えないと、空振りに終わったり、くどかったりするなあ…。

っていうのも、今日の社会の授業で、「子供の実態をまだ知っていないなあ。」と感じたからです。ミニネタはどの子も食いつきますが、単元のねらいに迫るような発問はやはり実態を考慮しないと、深まりが出ません。その辺で、クラス担任でないということはハンディですよねえ。

さあ、工業の学習をどうするか。

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2007年9月20日 (木)

やっぱりクラス担任

昨日、今日と出張の先生のクラスの補欠に入りました。まあ、めずらしいことではないのですが今回は痛切に感じたことが。

朝の会や帰りの会での子供たちの様子が気になります。その場で指導しますし、私なりの盛り上げもします。それで結構よくなりますが、やっぱり一過性のものですよね。これが毎日できれば、もっと変わるのになあ。と、ついつい思ってしまいます。

まあ、担任の先生の思惑や指導のポリシーもあるのでしょうから、あまり深入りはしませんが。

サトマサさんなんかは、今のポジションを実に前向きに受け止めていらっしゃる。私も前向きにと思っているのですが、人間ができていないのでどうしても後ろ向きに考えてしまいます。

あ~あ。クラス担任やりたいなあ…。

先日の合宿でもそうなんですよね。もちろん、担任の先生も一生懸命やってます。それはよくわかるのですが…。もう少し…。

いかんいかん。これでは、マイナス思考のスパイラルにはまってしまいます。自分がこれまで身に付けてきたことを還元せねば。

 

という、愚痴交じりの思いを一日抱え、でも、最後には「さあ、明日の授業をがんばろう!」という結論に達しました。今の私にはそれしかないです。少し冷静になれましたかね。

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2007年9月19日 (水)

食糧生産しめくくり

先週の話。長いこと時間をかけていた「食糧生産」の学習の締めくくりです。

まず、事実の提示です。

日本の家庭が1年間に捨てる食べ残しの量は900万トン

売れ残りや賞味期限切れで捨てられるスーパーなどの残飯量は年間700万トン

これは、毎日2000万人分の食料を捨てていることになります

2000万人といえば、これはサウジアラビアの人口とほぼ同じです。

そして、1年間に世界から買った食糧のおよそ3分の1を捨てていることになります

輸入がストップすると、朝・昼・夕の食事のメニューはこうなります。

(詳しくはココ http://www.maff.go.jp/www/hakusyo/junior_data/01.pdf

ここまでを、プレゼンと子供たちとのやりとりでつないで、その後

発問「日本の食を守るために自分たちができることを考えましょう。」

供たちの考えは

食べ残しをしない
○食べられる量だけ作る。
食べ残しを肥料にする。
○できるだけ米を多く食べる。
○国産のものを食べるようにする。

などなど。いいところをついています。
少し物足りない感じもしますが、クラスの実態から考えるとまずまずですね。

これから、もっと鍛えていきます。

それにしても、日本の食糧生産はどうなるのでしょう。自給率の低下だけでなく、輸入品の安全や、農業・漁業人口の低下など問題は山積みです。このことが選挙の争点にならないことが不思議です。

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2007年9月18日 (火)

結果、大失敗

先々週あたりのことですが、5年生の社会の授業「食糧生産」での話です。

いろいろと調べ、意気込んで授業しましたが、結果は大失敗!

失敗の元凶は「フードマイレージ」です。

「その国からの食料の輸入量×その国までの距離」がフードマイレージで、輸入に頼る日本はその数値が諸外国に比べて極端に高い!のです。

これはいい教材になる!と思ったのですが、子供たちには難しい概念だったようです。輸入量が多い、自給率が低い、といった内容で十分衝撃をうけているのに、「フードマイレージ」を出してしまったので、どうもピンとこなかったらしいです。

やはり、子供の生活に直結するようなものを出すべきでした。

もっとも、やりようによっては十分効果があるのかもしれません。ただ単に私の教材の配列が悪かったということも十分考えられます。

後になって思ったのは、現状を知らせると同時に自分たちに何ができるのかということに重点を置けばよかった、ということです。

最後に、捨てている食料が輸入量の3分の1にもなるということを提示して、よけいに買いすぎない、作り過ぎない、残さない、ということや、地産地消に結び付けましたが…。

子供たちの視点を考えなかったのが敗因です。

次の工業では、子供の視点を重視します。

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2007年9月10日 (月)

青年塾その2

昨日は、地区の運動会で疲れて記事をアップできませんでした。ごめんなさい。

私は今回の青年塾でスタッフという立場で参加し、模擬授業を行いました。それ自体はとても勉強になりました。どう組み立てるか、どこで参加者の心をつかむか、いろいろと構成を工夫しました。まさに授業そのものです。することは何倍もの勉強になるのです。

そして、参加者と同じ目線で学べたものが、サトマサさんあべたかさんの模擬授業と上條さんの講義です。

サトマサさんのお話はこれまでに何度も聞いたことがあります。さすが切れ味するどいコンパクトにまとめたお話。素晴らしいですね。

あべたかさんのワークショップの授業も初体験。実は私も賞状を作ってみました。阿部さんは西川純先生の「学び合い」を今一番の関心をもって勉強しているので、その一端が垣間見えておもしろかったです。

上条先生の情熱あふれるお話。実は私、上条先生のまとまったお話を聞いたのは初めてです。とても真摯な姿勢から学ばされました。学級崩壊の動きが構造的に理解できました。こうしたことを知っているのと知らないのでは、現場での手だてに大きく差が出ます。まず、子供ありきの考え方に改めて自分の授業を見直そうと思いました。

今回のセミナーの様子をあべたかさんが、東北青年塾のブログに詳しくUPしてくださいました。動画も「あるよ。」(HEROのマスター風に)

 

懇親会に行く途中に片野さんや東京からいらしたMini-1チャンプの田中さんといろいろとお話できました。もっと時間がほしかったところです。

片野さんは、茨城からなんと4時間もかけて参加してくれました。自分の力量を高めたいという熱意が、お話の端々からビンビン伝わってきました。

田中さんとは、社会科についてお話。「ライトな社会科」をなんとか実現できないか、と意見が一致。やっぱマニアな社会科じゃだめだよねえ。(あ、懇親会での発言は、ホントに偏見です。やだなあ、冗談ですよ~。あんなに反響あるとは思いませんでした。)

他にもえんやすさんとMAPの話やら、渡辺先生と研修の話やら、ふだん聞けない話が満載!!この懇親会の密度濃いなあ~。

 

さて、次回は10月6日(土)。私の模擬授業は…。今度はお笑いはしませんよ…。硬派なJJもお見せしましょう。ははは。

 

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2007年9月 8日 (土)

みなさん、ありがとうございました!~第1回東北青年塾

今日は記念すべき第1回東北青年塾でした。多数の方にご参加していただき、スタッフとしては本当にありがたい限りです。

私も一時参加が危ぶまれましたが、天の恵み(台風のために行くはずだった子供たちの合宿が延期)で、無事に最初から参加できました。ホントによかった。

私の模擬授業は「朝のどよ~んとした雰囲気を明るくするネタ」です。と、同時に今回のセミナーの雰囲気を明るくするねらいも合わせて行いました。子供になって、付き合ってくださった参加者のみなさん!どうもありがとうございました。気持ちよく模擬授業できました。

「話は目で聞く」「からしは目に効く」「わさびは鼻に効く」のネタについて、上條先生から「クダラねえ~」と言われましたが、一番大笑いしていたのは先生でした。ははは。

サトマサさん、私、あべたかさんの模擬授業のあとは、上條先生の講義&質疑応答。たくさんの質問が出されました。

その後は、「導入で子供を集中させ、意欲を高める」ことを目的にした5分間の模擬授業を作るワークショップ。さすが、自分から参加を決めてきたみなさん。ワークショップとしては短い時間でしたが、きちんとまとめてきました。

生意気ながら、コメントさせていただくと

Aグループの10の分解のミニネタはリズムもあって、少しずつバリエーションも変化していくので子供もよく集中できると思います。5の分解でもできますね。できない子へのフォローがあればもっとすごい。

Bグループのあまりのあるわりざん。これも全員を巻き込んでいていいですね。出させるのがパーやグーよりは○×の方がわかりやすかったかも。

Cグループの漢字まちがい探しも集中させるにはいいですね。子供はこういう「探し物」は大好きです。

私も「あ、これ使える」と思います。こういった「手札」は多く持っていた方がよいですからね。そして「切り札」に進化させておくとよいです。

このようなセミナーのスタッフを務めたのは初めての経験で、いろいろと学ぶところが多かったです。やはり何事も飛び込んでみないとだめですね。

他にももっと書きたいことがありますが、今日はこの辺で。

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2007年9月 5日 (水)

子供の活動をいかに増やすか

5年社会の食料生産の授業です。

発問「日本はこのまま食料の輸入を続けていってよいと思いますか。」

これについて、自分の考えを書かせました。一人ずつ。

今まではここから普通に意見を発表していたのですが、最近、子どもの活動を増やすことを授業の中で重要視していたので、次の活動を行いました。

指示「これから、自由に席を立って3人以上の人と意見を交換しなさい。自分にない考えを聞いたら、赤ペンで付け足してください。」

担任していないクラスですが、人間関係がある程度安定しているクラスだと分かっていたので成立すると思って行いました。

で、様子を見ていましたが、期待通り活発に意見交換ができました。

ねらいは、子供のアクティブな活動ができること、意見を交換することで自分と同じ考えをもつ子供の存在を知ることができること、たくさんの考えを知ることができること、です。

次の時間は、これをもとに討論していきたいと思います。

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2007年9月 3日 (月)

問題は中身だよ

すみません。すごくショックなことがあったので2日ばかり落ち込んでました。

 

 

で、前回ふっておいた、新指導要領の話

内容的には時数の1割増とか、総合学習の時数減とか、高学年の英語学習とかがクローズアップされてますが…。

マスコミの報道を全部信用するという前提で…。

まず、総合が減った分英語学習が高学年で新設されるということについて。これは時数的にはプラマイゼロ。中学年では、余裕ができます。英語学習についてもこれまで年間10数時間は行ってきているので、まあ年間35時間に増やすのはそれほど大変なことではありません。

次に、特定教科の1割増ですが、これについては問題なしです。現在の標準時数が1割増えたとしても、うちの学校の場合はもともと余裕をもった時数を確保しているので現在の週時数でもクリアしています。

だから、問題は内容がどう増えるのか?ということですね。これについては全然情報がないのでわかりません。要は時数を1割増やした程度で大丈夫なくらいの内容増なのか、ということですね。

簡単に言うと、入れ物を大きくした分だけ入れるものを増やしてくれるんだろうなってことです。入れ物を大きくした以上に入れるものを増やされたらたまんないです。まあ、個人的には、20年ぐらいまでは理科で学習した「音」「光の屈折」「ものの浮き沈み」とかの内容が復活してほしいですね。私は子供の頃、そういう学習で科学的な思考力を伸ばしてきたと思ってますから。今でも忘れてませんよ。授業の様子を。

10月ごろには中間報告があるそうです。楽しみなような、不安なような…。

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