« 大臣はプロなんだろうか | トップページ | 問題は中身だよ »

2007年8月30日 (木)

国語の研修会

今日は校内研修会です。昨年に引き続き、元文科省調査官・現宮城教育大学教授の相澤秀夫先生をお迎えしての研修会です。

今回のスケジュールは

①9月に研究授業を行うI先生の模擬授業(事前検討会)
②相澤先生の講義&模擬授業     です。

模擬授業で事前検討を行うのは去年からですので、みんな慣れていた感じです。教材は5年生の「森林のおくりもの」です。筆者の考えについて読み取ったり、自分の考えを書くといった学習内容です。いろいろと意見が出て、予定した時間に収まりきれなかったのが残念でした。でも、課題が浮き彫りになったいい話合いでした。

さて、次は相澤先生の模擬授業です。

3回目にしてようやく分かってきたのですが、相澤先生の国語の授業は「読みを広げる」ことを主にしているように私には思われました。

例えば、

「大きなかぶ」(1年東書)では
「(1文目の)おじいさんはかぶを植えてから、(3文目の)大きなかぶに育つまでに、何をしましたか?」「おじいさんはおばあさんを呼ぶときに何と言ったでしょうか?」これが布石となって最後に「ねこはねずみを呼ぶときに何といったでしょうか?」

「森へ」(6年東書)では
「『ぼく』は倒木をそっとなでた時にどんなことを考えたでしょうか?」

といった発問がありました。

この発問から、これまでの教材文の読みを生かして自分で想像を広げる、といった学習です。

で、相澤先生のパターンは
①音読(範読、指名読み、一斉読み)+鍵となる文をくり返し読む
②発問
③机間指導(ここで、称賛、声がけをすごく多く行う)
④ペア学習(1対1で意見を出し、参考になる点をメモする。読みを深める。)
⑤意図的指名による発表(ここでいろいろな考えにふれ、読みがさらに深まる)
⑥学習部分を音読する。(範読、一斉読み)

という、サイクルを1時間に2回行います。ですから、1時間の発問は2つ。

模擬授業なので子供の気分になって授業を受けるといろいろなことが分かってきます。いろいろと参考になりました。

考えを深めていくという手法は社会科にも通用することです。昨年学んでから、取り入れた部分もあります。ただ、社会科の場合「資料」という要素が入ってきますから、若干違いますけどね。でも、大筋では似たようなもんです。

(今日のは少し、すんなりと自分に入ってこない部分もありましたが)3時間という長丁場を、飽きさせずに進めていたのはさすがです。やっぱり、ネタがいいのはおもしろい。

「模擬授業で事前検討するのはいいですね!何でも言える学校の雰囲気がいいです。管内でもなかなかありませんよ!」とお褒めの言葉をいただきました。

模擬授業で力をつけるというのは、いろいろな方のブログで教わったことです。特にサトマサさんみなかんさんに感謝です。

 

今日、また中教審から大発表がありましたね。それについては明日!

|

« 大臣はプロなんだろうか | トップページ | 問題は中身だよ »

「教師力UP」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/154784/16289903

この記事へのトラックバック一覧です: 国語の研修会:

« 大臣はプロなんだろうか | トップページ | 問題は中身だよ »