今日、母親がDVDプレーヤーを使っていたら、CDもかけられることを発見したらしくお気に入りの「ダークダックス」をかけていました。うちの母親は御歳80。確かに使い方は教えたが、機械にはまるでうといのです。でも、いろいろやっているうちに(たまたま?)みつけたようです。
そういえば、私のまわりにもご高齢であるにもかかわらず、さまざまなことにチャンレンジしている方が多くいらっしゃいます。
M先生とご一緒したのは、先生がもう定年を迎え非常勤として勤務されていた時です。音楽指導(特に合唱指導)に精通している方で、私のクラスも音楽の授業を教えていただきました。私の現在の音楽指導は、M先生の指導法がベースになっています。
何がすごいかと言うと、当時あまり教育界に浸透していなかったシーケンサーを駆使して授業をしていたことです。いわゆるコンピュータミュージックですね。他の先生の誰も使っていなかった時代にです。
何度か先生のお宅にお邪魔したときに、お部屋を拝見したところ、パソコンやらキーボードやらでかいスピーカーやら電脳の館でした。機材があるだけでなく、よく精通してしるのです。ただただ驚くばかりです。
それから、中学校時代の恩師のF先生。現役時代は教育事務所の所長や県の学事にいるぐらいのエリートだったのですが、引退してからは、なんと独学で中国語を勉強されて実際に中国の大学に短期留学してきたのです。その辺の大学生と同じように中国語を学んでいたのですね。
その話をキラキラとしたまなざしで熱く語る先生に、その「学ぶ意欲」にただただ驚くばかりです。
歳をとっているから新しいことは苦手、というのはウソですね。そうやって自分の怠惰な面を言い訳しているだけです。
私も、経験にあぐらをかかずにどんどんと新しいことを学んでいく教師になりたいと思っています。
最近のコメント