縄文土器の野焼き!
ようやく野焼きを行うことができました。本当は9月上旬に行う予定でしたが,天気が悪かったり,延期したら行事とぶつかったりして,今日になってしまいました。
私自身は野焼きは4回目。一緒に焼いてくれるのは,某教材会社のHさん。前任校の野焼きのときにも,Hさんにお願いしました。Hさんは野焼きにこだわりをもって取り組んでくれる人。きっと好きなんでしょうねえ。だから,成功率(割れないで焼きあがる率)はものすごく高い。
夏休み前に総合&親子行事で土器作りをして,夏休み中しっかり乾燥させて焼きました。まずは,「あぶり」。土器のまわりで火をたいて,水分を完全に取り除きます。
その後,「本焼き」ものすごい火力で焼いていきます。このために保護者やあちこちのつてを頼って木材を集めました。これが大変だった!
「あちい~!」といいながら木をくべる子供たち。でも,焼きあがったときの感動は,苦労したからこそ味わえる!朝から夕方まで8時間(!)がんばったからこそ味わえる快感です。
ようやく終わってほっとしました。
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コメント
おもしろいですね!JJ先生の文章を読み、やっぱり普通はいくつか割れるものなのだということが、初めてわかりました。テレビなんかでは成功例を映しますからね。だからこそ、子どもたちにも何千年前の土器のすごさが感じられるのでしょう。
投稿: さくあゆ。 | 2006年10月17日 (火) 23時08分
さくあゆさん,いつもどうもありがとうございます。
そうですね。Hさんは成功率がかなり高く,割れない率は95%(!)です。やはり,不確定要素で5%は割れるそうです。私が以前に行った時は,80%ぐらいでした。ですから,この数字はかなりスゴイ!もっとすごいのは,4年前にHさんと前任校で野焼きをしたときには,30個中割れたのは0個!全部成功!これは奇跡に近いそうです。
「にんげん日本史」,いっぱい使ってますよ~。
投稿: JJ | 2006年10月18日 (水) 00時33分