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2006年9月 7日 (木)

相澤先生の国語の授業「ごんぎつね」

今日は宮城教育大学の相澤秀夫先生の国語の授業研究会がありました。以前に記事にしたように夏休み中に講師としてお招きしました。その日,昼食をとっている際に,国語の授業の話に花が咲き,話題は「ごんぎつね」に。4年生の教科書によく出てくる物語文です。「『ごんぎつね』の発問は6場面がもっとも重要。」とおっしゃったので,すかさず「どんな発問なんですか?」と伺ったところ「じゃあ,授業してみましょうか!」という運びになり,今日の授業研究となりました。

全国を飛び回っている大変多忙な中,スケジュールを調整してくださり,今日授業を見せていただけました。授業は我が6年1組で。「6年生で,ごんぎつね?」というなかれ。十分耐えうる教材なのだ。

我が校の先生方はもちろん,近隣の学校の先生方,教育委員会の指導主事の方まで参加の大々的な研修会になりました。ほんのささいなきっかけでここまで大きくなったことにびっくり。

さて,授業の内容は,新美南吉の書いた原文と教科書の文を比較し,違いを見つけ,そこから発問する,というものでした。

6場面の最初,原文では「その日」となっているの対し,教科書では「そのあくる日」となっています。その違いについて検討。単純な意味の違いにとどまらず,5場面の最後「神様に感謝されたんじゃあ,おれは引き合わないなあ。」のセリフから,深い読み取りにつなげていました。

二つ目は,うたれたごんを前に栗やまつたけをもってきたのはごんだと知った兵十の「ごん,おまいだったのか…。」のあとに「ごんは,うなずきました。」という記述を取り上げました。「このとき,ごんはどんなことを考えたのでしょうか?」という発問。これを,ペア学習で意見を深め,全体に広げるという流れでした。

兵十への謝罪,兵十の母への謝罪,などがでました。机間指導をする際に「このうなずきは誰に対するものなの?」なんて聞こえてきたのですが,その後うちのE君は「自分へのうなずきだ。」と解釈。先生はそれを指名。「このとき,達成感があったのだと思います。」と発言。深い。私はここまで読み込めなかった。

授業の細かいところにはふれませんが,全体的に感じたことは次の二つ。

①子供たちが必死で指導についていこうとしていたこと。すごく考えていたこと。その結果,深い読み取りができていたこと。

②鍛え方が足りないということ。特に読み取る力が足りない。

つまり,私の授業は要求レベルが低かったのではないか?という反省が導きだされました。「子供を幼く扱ってはいけません。」という先生の言葉が印象に残りました。

言葉足らずで,授業のすごいところを伝えきれていないと思いますが,かなり勉強になりました。とくに,私は国語が苦手なので,今日学んだことをさっそく生かしていきたいと思います。

指定研究校でもないうちの学校に短期間に2回も来ていただいて本当にありがたいです。来年の研究は国語か?

雨だ…。明日の野焼きは延期だなあ。

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「授業実践」カテゴリの記事

コメント

ゆうべの雷、すごかったですね。
あの雷雨の中、息子を駅まで迎えに行って、
久しぶりに速いワイパーを使いましたw

「子供を幼く扱ってはいけません。」
私も心がけます。

投稿: だいず | 2006年9月 8日 (金) 09時00分

だいずさん,いつもどうも。
ゆうべの雨はすごかったです。今日予定していた野焼きは延期になりました。
しかし,学校ってとこは天気に左右されますねえ。

投稿: JJ | 2006年9月 8日 (金) 21時15分

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