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2006年6月21日 (水)

ご恩と奉公

鎌倉時代の授業です。サトマサさんのすばらしい発問を追試。
「武士は誰のために武芸をみがいていたのでしょうか。」

A:「えらい人」「大将」「将軍」
B:「村の人」「館の主人」
C:「自分」「大事な人」
   などなど出ました。(分類は私,板書もその順。板書を撮影しようと思ったら,気の利く日直に消されてしまいました…。)

理由も付け加えさせました。
「働くと何かほうびがもらえると思います。」
「なんか地位とか役とかもらえると思います。」
「やっぱ,自分の家族とか大事だから。」
「強くないと自分がやられちゃう。」

そこで指示。
「証拠となるような資料を見つけましょう。」

ここで,資料集やら教科書をさがします。褒美を訴える武士の絵や,ご恩と奉公の図をさがした子が発表。

まとめ
「鎌倉時代の武士は将軍のために(いくさがあったときのために)武芸をみがいていたのでした。」

でも,最終的には自分の家族や自分の土地を守るためであったとつなげ,「一生懸命」は「一所懸命」が始まりであったことを補足。

ご恩と奉公の図でまとめ,最後に「鉢の木」の話をして終了。

と,書くといかにもスムーズですが盛り上がりはいまいちです。
討論を仕組めなかったからですね。討論ができるだけぐらいに鍛えてなかったのです。反省。

午後は出張。教務主任者等研修会。発表者でした。
学力向上のために研究主任としてどう取り組んでいるかを話しました。
一つの部屋で二つの分科会。声が錯綜する中で話合いしても…。集中できん。

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「授業実践」カテゴリの記事

コメント

サトマサです。ご紹介、ありがとうございます。この発問の後の証拠を探させる指示はとても重要ですね。その証拠や資料集によって考えが変わる子が出てくれば、話し合いとしておもしろいと思っています。もっとも短い時間で話し合いをするので、私の学級では教科書や資料集を読む予習をしています。

投稿: サトマサ | 2006年6月22日 (木) 05時50分

JJさんのブログで、サトマサさんのことを書くのも何ですが……(汗)。

>私の学級では教科書や資料集を読む予習をしています。

というのがさすがと思いました。
授業の時間で、より深く学び、面白い授業をしようとする気持ちが伝わってくる感じがします。

わたしも、国語の教科書だけではなく、社会科の教科書の音読の宿題が必要だと思っています。その場合、国語同様に国語辞典で意味のわからない言葉を調べると言うことも宿題にしてもいいかなぁ……。

こうしたところで、初めて教科書より先のおもしろい、興味深い学習ができそうに思いますね。

投稿: あべたか | 2006年6月22日 (木) 20時50分

 サトマサさん,コメントありがとうございます。
 討論の際に,根拠を示すことは重要だと考えています。実際,「将軍」とかと違う意見を出していた子から「ああ,そっかー」というつぶやきが出ていましたので,子供たちも納得していたかなと思います。
 ただ,そこに行き着けない子もいますね。「何で?その資料が,何なの?」という反応です。その辺の子供たちの読み取る力や思考を育てていくことが課題と思ってます。

投稿: JJ | 2006年6月22日 (木) 21時29分

 あべたかさん,コメントありがとうございます。お名前を見つけて「おおー?」と反応してしまいました。
 社会科の予習は実はかなり昔から,どうすべきかということが議論されてきたと思います。私は一度このクラスで教科書を見て穴埋めするというプリントを宿題にして失敗したことがあります。
 予習はどうあるべきか?課題です。教科書をもっと大事にしないといけませんね。知識がないと討論も仕掛けられません。
 あと,社会科好きの教師は教科書からさらに先のことをやろうと思いすぎていることも問題かもしれません。

投稿: JJ | 2006年6月22日 (木) 21時36分

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