貴族の暮らし
どうも。久々です。
ここまで伸ばすつもりは全然なかったのですが,
PC不調&体調不良でして,気持ちの方もなんだか…ねえ。
ワードがうまく作動しなくて大変でした。
PCも4年目を迎えてちょっとサボタージュ気味かな。
さて,知らぬ間に社会は貴族の暮らし(ったってちょい遅れですね)
例によって有田実践の追試。(これはかなり有名)
T「この人はなぜ顔をかくしているのでしょう?」
C「恥ずかしい?」
C「日焼けしないように。」
C「男の人に見られないようにしている。」
C「この時代は女の人は顔をかくすのが礼儀。」
おお~それなりに時代を考えています。
でも違います。
庭で何か面白いことをしているのを見ないようにしているのです。
T「面白いものを見るとどうなる?」
C「え?笑っちゃう?」
T「笑うとどうなるの?」
C「?」
事前に色塗りをして当時の女性が白く顔を化粧するのは知っていますが,それ以上は思いがめぐらせられないようで。
T「笑うと,しわができますよね。しわができると…」
C「あ,化粧が?」
C「化粧がくずれる!」
T「そうなんですね。笑うだけでくずれるほど当時の女性は顔を厚く化粧していたのです。」
T「では,なぜそんなに厚くぬる必要があったのか?」
C「目立たせるため?」
C「流行だった?」
T「これは当時の家のつくりと関係しています。今の家には当然あるものがないのです。」
ここで,子供たちは教科書や資料集の寝殿造りの絵を一生懸命に見ます。
C「お風呂?」
C「トイレ?」
C「鏡?」
T「おしい!でも,明るさは関係あり,です。」
C「あ,窓だ!」
C「あ~窓がないから暗いんだ。」
T「そう,それで顔を目立たせるために白くぬる必要があったんですね。」
これを切り口に貴族の暮らしに迫っていきます。
例えば,十二単を着ていてトイレはどうしたのか,
男の人も白い顔をしていたのはどうしてかとか,
こんなに広い屋敷で何をしていたのかとかetc。
んでも,こんなことばっかりやっているとますます遅れるのでほどほどに…。
もっといろいろあるんですが,今日はこの辺で…。また明日。
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コメント
JJ先生、待ってました!
こどもたちとのやり取りが生き生きとしていて、授業が活発だったことが伝わってきますね~。どんどん“気づかせる”ための、先生からの質問がポイントなのでしょうけれど。ところで、私はいつも笑っているのですが、大丈夫でしょうか(笑)
投稿: さくあゆ。@NED | 2006年6月 8日 (木) 22時52分
さくあゆさん,さっそくのコメントありがとうございます。
>ところで、私はいつも笑っているのですが、大丈夫でしょうか(笑)
いいんです!(カビラ調に)しわがあってもきれいな人はきれいです。自然が一番。笑いじわはステキです。
っつーか,さくあゆさん,まだまだ若いじゃないですか。そんな心配は無用です。
やっぱり社会科は楽しくないと。
うちのクラスの子はあからさまに「歴史はおもしろいよね!教科書ばっか読んでるときはつまんないけど。」あのね…。政治のことも大事なのよ…。
(昨日は意味を勘違いして,ピントがずれたことを書いてました。ははは。)
投稿: JJ | 2006年6月 8日 (木) 23時28分
今日、「明日の授業」原稿についてのご意見メールを出しました。記事の更新がとまっていた理由の一つだったのかな…とご推察しております。
せっかく早々に原稿の提案をいただいたのに応答しないのは失礼と思い、非力を顧みずにご意見を申し上げました。もうメールは流れたでしょうか。
投稿: さとう | 2006年6月10日 (土) 16時33分
かつのりさん,コメントありがとうございます。でもね,よく間違われるんですけど「あすの授業」の佐々木さんは私じゃないんですよ。名前も同じで同じ県だとどうしてもそうなりますけどね。ははは。
投稿: JJ | 2006年6月10日 (土) 16時45分
やっぱりそうでしたか。
同じ名前の方がいらっしゃったんですよね。
だからJJさんと名乗っていらっしゃるということでしたっけ。
投稿: さとう | 2006年6月11日 (日) 06時47分
そうなんですね。あちらの佐々木さんの方がITでは有名ですから,なんだか「いずい」んですが。
投稿: JJ | 2006年6月11日 (日) 20時53分