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2006年3月21日 (火)

雄勝の硯を守らねば!

この期におよんで,まだ社会を普通に授業しているJJです。

雄勝のすずりについて,メールで質問したところ,

返事がきました。いやいやありがたいことです。

いつも思いますが,世の中の人々は親切です。

手紙やメールでの質問に快く答えてくれたり,

中にはわざわざ資料を送ってくださったり。

 

さて,授業の中で問題にしたのは,

「すずりを作る工人が減ってきたのはどうしてか?」

ということです。

最盛期は200人ぐらいいましたが,今は十数人なのだそうです。

これに対する子供の意見。

○ 今は,筆を使う人が少ないから,すずりも売れない。

○ 修行が大変だから。うまくなるまでにしばらくかかる。

が主なものでした。確かに正論。いいところをついています。

それに対してゆさぶりをかけました。

T「すずりが売れないっていうけど,みんな持ってるよね?

 全国の小学生がすずりを持っているんだから,売れてるんじゃないの?」

C「え~でも,わたしのはセラミックだった。」

C「おいのは石だけど,雄勝製かなあ?」

そこで,自分のすずりを確認。

セラミック製を使っている子は10人ほどいました。

残りの子は,石なのですが,雄勝製かどうかはわかりません。

そこまでいったとき,Yちゃんが

C「ネットで見た時,雄勝製のすずりは高かったから,小学生は使っていないと思います。」

と発言。すると

C「んでも,それは飾りがついでっからだっちゃ。」

C「ふつうのは飾りがないから,安いんでねえのがなあ。」

と,ここまできたので,

T「じゃあ,書道セットを販売してくれた業者の人に聞いてみよう!」

というところで,この時間は終了。

 

時間がなかったので,出入り業者の方に電話を入れて,

FAXで子供向けにわかりやすく回答してもらうことにしました。

そうしたら…。

○ 販売しているすずりは,中国産の石を粗彫りしたものを輸入。

  その後,雄勝で仕上げている。よって「雄勝製」

○ 価格は,中国産雄勝製で約600円。雄勝産の石を使った学童用すずりは

  1000円~1200円。

だそうです。

ん~なるほど。やはり雄勝産すずりは高いのかあ。

この辺のことについては,雄勝硯伝統産業会館にも,

尋ねてみて確認したいと思います。

なんだか,楽しくなってきたぞ!

追究じゃ!

 

明日の授業で,この辺を扱い,

「雄勝のすずりを守っていくにはどうするか?」につなげたいと思います。

 

WBC優勝!イチローのコメントにプロ意識と野球への愛情を感じる…。

ん~かっこいい。

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