非言語的理解
今日,息子(小1)の勉強に付き合ってました。
算数の問題で,数列の初歩の初歩みたいな穴埋めの問題がありました。
彼は,何とか考えて埋めていくのですが,
「これ,なんでこうなるの?」と問うと
「?」なんですね。
説明できないけれど,問題は解ける。
そのとき一瞬デジャブウのような錯覚にとらわれて
「あれ?前にもあったなあ…。」と感じました。
その後,少し考えてみたのですが,
子供の理解には「言語的理解」と「非言語的理解」があるのではないかと思いました。
つまり,言葉から理解したり,言葉によって説明することでまとめることができたりする理解と,言葉ではなく類題を重ねることで規則性のようなものを理解したり,説明できないけれど何らかの要素によって理解を深めている状態,があるのではないだろうか?
と,思いました。
これは,かねてからおぼろげながら感じていたことで,
「説明できるからOK,説明できないからNG」ではないよなあ,
教師の説明は理解できなくても,問題を解く経験を重ねることで理解できる,
ってことあるんじゃないか?
今日,ちょっと授業のヒントになることに気付いたかな。
思考力はいろいろな形があるはず。引き出すのは教師の力です。
↓眞鍋かをりのセンスっていいなあ。あのブログはすばらしい。
| 固定リンク
「授業実践」カテゴリの記事
- ちょっと変えてみた(2013.08.29)
- 社会科ネタ(2013.04.17)
- 火事から暮らしを守る(2013.04.16)
- ばらの谷(2012.07.04)
- ネタを開発せねば(2012.01.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント