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2006年1月 2日 (月)

幼稚園から義務教育?

昨日の読売新聞に「幼稚園から義務教育」の見出しで,

政府与党が09年度からの導入を目指すという記事があった。

導入の理由は「幼稚園―小学校の区分による環境の変化が

学力のばらつきを招いている」ということらしい。

去年の中教審の答申で「幼小一貫教育の検討」を受けて出されたものだと

記事は伝えている。

この他にも小学校低学年で集団生活になじめない児童が

騒いで授業が混乱する「小1問題」が起きていることも取り上げている。

幼小一貫校の設立も視野に入れているらしい。

 

このような記事に出くわすたびに思うことは,果たしてこれが「長期ビジョン」に基づいたものなのか?

ということだ。

「ゆとり教育」から「基礎・基本の徹底」へ「総合的な学習の時間」の導入など,

文科省の方針はここ十数年で二転三転しているのでは?

現場の立場からは思わざるを得ない。

 

以前,仙台で行われた「総合学習セミナー」なるものに参加した際に

私は研修会中のアンケートの中で「総合学習はあと何年続きますか?」と質問し,

たまたまそれを司会の大学教授が取り上げ,会場から失笑やらどよめきが起こったことがあった。

だが,今,総合学習は果たして当初のねらい通りに,機能しているのだろうか?

結局,英語学習やIT学習が主流になってはいまいか?

このままの形であと何十年も続くとは思えない。

 

今回の「幼稚園の義務教育化」は,どのような長期ビジョンに

基づいているのだろうか?と現場の一教員としては疑問に思わざるを得ない。

幼稚園が義務教育となれば,保育園はどうなる?

働く母たちの受け皿はだいじょうぶなのか?

指導要領は,また改訂なのか?

 

小1プロブレムは,多くのところコミュニケーション力不足とソーシャルスキルが身についていないためではないかと思っている。

もっと解決策はあるはずだ。

 

まあ,読売新聞はいつも先走り的なところもあるので,鵜呑みにはできませんが。

私の家でなぜ読売なのかは,亡くなった父が大の巨人ファンだったからという理由なんですね。でも,読売は「教育ルネサンス」みたいないい企画もあるので,捨てがたいです。

 

↓野ブタパワー注入    

 

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コメント

JJさん初めまして。仙台のやまかんです。ブログを読んでいたら同郷の方だと言うことを知り、コメントさせていただきました。
私は、小一プロブレムと中一ギャップ?について興味を持ち、予防策をプログラム出来ないかいろいろ思案しています。小学館さんの小一・小二教育技術などに連載したこともあります。エンカウンターやソーシャルスキル等をアレンジして取り組んでいます。よろしくお願いします。

投稿: 八巻寛治 | 2006年1月 2日 (月) 22時34分

どうも。やまかんさん,はじめまして。
私もブログを拝見させていただいております。
現場の教師にしかわからないことはたくさんあると思います。一時代前に比べると,今はネットというツールがあるので,広く意見を聞くことができるので,自分の考えが少数意見なのかどうか知ることができていいと思います。
私は,石巻在住です。今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: JJ | 2006年1月 3日 (火) 00時32分

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