ダメよダメ,ダメ指示@社会科
今日,登米市で研修会ありました。
元文科省調査官・現岐阜大教授の北俊夫先生が来るので,
遠路はるばるわざわざ行ってきました。
演題は「社会科における学力向上 ―読解力向上を踏まえて―」です。
社会科における読解力というのは,平たく言えば資料を読み取る力ということです。
PISA調査でもありましたよね。
最近の教科書は昔のものに比べて,写真資料が増え,統計資料が減っているそうです。
北先生は統計資料の読み方をもっと指導して欲しいとおっしゃっていました。
講演の最後に,「気になる先生のことばがけ」を話されていました。
要は「ダメ指示」のことでした。
それは,学習問題設定時の
「何か調べたいことを出しましょう。」
資料提示の際の
「なんでもいいから,気付いたことを発表しよう。」
調べる・まとめる段階での
「好きな方法で調べよう。まとめよう。」です。
賢明なみなさんは,なぜだめかわかりますよね。
でも,意外に陥りやすいところですね。
わたしもやっちゃったこと,あります。
簡単にいうと,それぞれねらいに合ったやり方をしなければならい,
ということですね。
他にも,社会科の学力について,公民的資質の基礎についてのお話がありました。
さすが,北先生その手の話はくわしいです。
今日は,社会科を志すものとして,原点に立ち返ったような気にさせられました。
明日はクラスのカラオケ大会!何,歌おうかなあ。
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