ビフォー・アフター その4
先週,「大改造!ビフォー・アフター,北上川!」の発表をしました。
全部で10グループ発表し,紙芝居が一番多く5グループ,絵本が2グループ,残りはペープサート,そして番組形式とニュース形式。
紙芝居・絵本のチームは無難にまとめていました。よくポイントを押さえているなあと思いました。でも,面白さという点では今ひとつ。
やはり,面白かったのは番組形式。「…匠は長方形の箱を掘り始めました。いったい何に使うのでしょう…。」なんてやってます。
さて,今回「ビフォー・アフター」の形式を取り入れたのは,面白さだけでなく,子供たちの調べる視点がはっきりするということが理由の一つです。 「プロジェクトX」という手もありましたが,取り入れなかったのは,4年生ではドラマのようなドキュメント仕立てにするのは難しいと思ったからです。
「ビフォーアフター」の場合は,
①相談者,
②ビフォーの状態(問題点),
③匠の技(どんなことをしたのか,どんな工夫をしたのか,どんな苦労があったのか。)
④アフターの状態(その結果,地域がどのような変容を遂げたのか。)
⑤相談者の感想(地域の人々が,その人どのように思って,どのように称えているのか。)
と,視点を設定できるので分かりやすかったようです。実際,ほとんどの子供はこれにしたがって,的確にワークシートに記述できていました。
これは,他の地域の偉人の事例にもほぼあてはまるので,フォーマットとして有効なのではないかと思います。
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コメント
こんにちは。
トラックバック返しをさせてもらいました。
ワークシートは学びの道しるべ、そして、足跡として有効ですよね。
とても楽しい実践なので、今後、参考にさせてもらいたいと思いました。
ありがとうございます。
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投稿: あべたか | 2005年11月27日 (日) 07時20分
ビフォーアフターは,国語の作文指導で使いました!
こういったテレビのパロディって,なかなか使えますよね!
詩的大改造ビフォー→アフター
http://www.sekichan7.com/kokugo/shiteki.html
物語を作ろう
http://www.sekichan7.com/kokugo/monogatariwotsukuro.html
投稿: せきちゃん | 2007年9月24日 (月) 23時55分
せきちゃん、お久しぶりです。あんまり前の記事なので内容を思い出すのに時間がかかりました。そうですね。TVフォーマットは追究している「ライトな社会科」の一部分でもあります。他にも使えるものがないかなあと思っています。
投稿: JJ | 2007年9月25日 (火) 21時57分