2016年2月18日 (木)

「社会科授業がどんどん楽しくなる仕掛け術」発刊!

 えーこのたび,私の単著が発売されます。今回は念願の社会科の本です。コンセプトとしては,社会科嫌いの子どもをいかに社会科好きにするか,社会科を教えるのが苦手な先生にいかに楽しく社会科の授業をしてもらうか,というものです。3~6年までの単元のうち,私が実際にやってみて子どもが楽しんでいたものだけを載せています。私の社会科授業の一部を覗いてもらえると思います。よろしかったら,お手に取って読んでみてください。あ,明治図書のHPに著者インタビューも載っています。どうぞよろしくお願いします。

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-188714-8

Cover

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2015年4月 5日 (日)

転勤しました

えーこのたびの人事異動で,女川町立女川小学校から,石巻市立山下小学校に転勤しました。

女川でお世話になった皆様,どうもありがとうございました。いろいろな貴重な経験をさせていただきました。また,何かの機会があってお邪魔する時がありましたら,どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年3月29日 (日)

売れてきています

拙著「学級開き入門」も,この時期とあいまってなかなか売れ行き好調です。密林書店でも名だたる先生方のご著書と並んでランクイン。器の小さい私は売れていないんじゃないかってどきどきしていましたが,ちょっと安心。編集者の方に顔向けできないかと思っていました。

 これと一緒に買ってほしいのが,同じく拙著「一日一笑!教室に信頼・安心が生まれる魔法のネタ」(学事出版)。この本,震災のわずか4日後に,なんだかよくわからない感じで発売されたので,それどころじゃない空気の中,売り上げはいまいちです。でも,新年度に楽しいクラスを作りたいと思っている先生にぴったりの本ですので,買ってみてください。商売商売。

http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E9…/…/ref=sr_1_1…

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E6%97%A5%E4…/…/ref=sr_1_4…

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2015年3月22日 (日)

ようやく,形に見える復興

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昨日は女川町の街びらき。

JR石巻線の女川駅がついに開業しました。

うちの子どもたちは,記念式典に参加したのち,特別列車に乗って渡波まで。

久々の列車に歓声が上がっていました。

おもしろかったのは,列車に乗る前にラッスンゴレライの「電車にのるとき,スパイダーフラッシュローリングサンダー」を誰から言うでもなくみんなで例のポーズをとっていたこと。

もちろん,私が先頭切ってやってました(笑)。

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2015年3月 1日 (日)

「学級開き入門」が発刊されましたー

かなり,久々の投稿です。

これからは,少しずつ復活発信をしていきたいと思います。

さて,ところで,2月9日に明治図書から私の単著「学級開き入門」が発刊されました。

これは,学級開きをどうしたらいいかを,時間軸で追っていったものです。

アマゾンの学級運営部門で第10位です。

以下,概要です。

 

学級は最初の1か月で7割が決まる! 最高のスタートの秘訣 !

最高の1年は、最高の出会いから。学級開きの最初の1か月は、子ども達の期待に応え、ルールをつくる勝負の時間。その1歩はクラスのゴールをイメージした、確かな準備から始まります。学級開きのポイントを豊富な実践例をまじえて事前の準備から解説した入門書決定版。

 

読んでみると分かりますが,平易な文章で初任者層を意識して書きました。ベテランの先生からも今までにない視点から書かれている,とお褒めの言葉をいただいております。

ぜひ手に取って読んでみてください。

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2014年5月17日 (土)

有田先生のこと

今頃になってしまった。

有田先生がご逝去されて2週間が過ぎた。自分が教師として最も影響を受けた先生だけに,訃報を聞いてから今日まで,悲しみなのか,喪失感なのか,怒りなのか,よくわからない感情と付き合い,さっぱり整理されずにいた。ブログかFacebookに書こうと思ってもなかなか気が進まなかった。

今日,ちょっと書く気になったのは,その気持ちが少しだけわかったから。それは「不安」だ。これまで,何かにつけて有田先生の文章を読み,お年を召されていながら新たな追究をされているお姿を見て,いつも自分が駆り立てられる思いがあった。手紙を出すと,丁寧に返信してくれた。私のようなものが言うのは,はなはだ僭越なのだろうけど,先生は私の道標だった。憧れの人物であった。それがなくなってしまう「不安」。

「先生の実践はイマジネーションがいいですね。」「こんなに丁寧に連絡をくれた人はいませんでしたよ。」「3人組(佐藤正寿氏,阿部隆幸氏,私)は,いいですね。3人で力を合わせて社会科を盛り上げていってください。」

私のようなものにも過分な言葉を,満面の笑顔でお話ししてくださった。

2012年の2月には東北青年塾で有田先生をお招きして,ライフヒストリーインタビューをすることができた。至福の時間だった。29歳で有田実践を知ってから,ずっと追いかけてきた憧れの人とツーショットでじっくりお話ができたことは,私だけの特権だった。

「不安」を解消するために今の自分ができることは,有田実践をなぞり,進化させ,発展させていくことだ。幸いにして仲間もたくさんいる。

新しい実践ができたら墓前に供えよう。

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2014年2月 8日 (土)

野中先生をお招きして

昨日は ,本校に野中信行先生をお招きして学級づくり研修会を行いました。

まずは,わがクラスにて「味噌汁・ごはん授業」として詩「なくぞ」の授業をしていただきました。わがクラスの面々も程よい緊張に包まれながらも意欲を見せていました。子ども一人一人の活動にフォローの言葉をかけ,全員参加をめざしているところがはっきりしていて,自分はわかっているつもりでも忘れていたなあと痛感。

その後は,学級づくりの研修会。縦糸・横糸理論,3・7・30の法則,学級づくり3原則についてお話をいただきました。本校の職員,特に若手がとても熱心に聞いていたことに感激しました。企画した側としてはうれしい限りです。

夜は野中先生を囲んで,大いに飲みました。私の他に若手が6人も参加し,大いに笑い,そして野中節を堪能しました。獺祭は美味かった。

この研修をきっかけに自分の学級づくりを見直す先生が増えてくれたらいいなあと思います。そうすれば,子どもたちが幸せな子供時代を送ることにもつながってくるね。自分のクラスだけでなく,みんなのクラスをよくすることを意識していこうと最近特に思っています。そういう年齢だし,そういう立場になっているのですからね。

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2014年1月19日 (日)

一つのことはそれだけじゃない

最近余計なことを考えてしまう。

『今日は全員で遊ぶ日,ドッチビーをやります!』
「イエ―!!」
ん,あ,全員喜んでるかな。でかい声に隠れてるなあ。

「先生,昨日ね,~があってね…。」
『あ,そうそれはよかったね。』
話も聞いているけど脳みその半分で『最近,○○○ちゃん来ないなあ。』
...
浜松でノロウイルスで大変だったそうな。
パン屋さん,どうすんだろうなあ。
来週まで給食なしとか。家から苦情が来るだろうなあ。
あ,被害を受けた人のことをまず考えねば。

「…他に意見はありませんか。」っていう会議の一幕。
そりゃないわけないわなあ。でもみんな黙ってるよねえ。
俺が言うのを待ってるのかなあ。ここで言わなかったらこのままいくのかなあ。
この体質を変えないとホントの意味では変わらないんだけどね。
とりあえず,言っておくかあ。

なんかそのまま額面通り受け取れない,受け取らない場面が多くて,ちょっと自分に混乱。余計な疲れ方してる。

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2014年1月 6日 (月)

オリジナルシンキング

「正しいけど面白くない。」

「いいけど好きじゃない。」

いいアイディアがほしいときに読み返す一冊の本があります。
...
『オリジナルシンキング~想像と創造の磨き方~』高橋宣行著・Discover社

アイディアを出すときには魅力的で人を引き付ける引力があること,「アートする」発想が大切です。

自分が何かを発想しようとするとき,Aというものの対極にありそうなもののうち実は相性がよさそうなものを組み合わせます。A+B=Cという発想ですね。

例えば,私のオリジナルに地域の偉人の学習とTV番組の「ビフォーアフター」を組み合わせるというものがあります。これも,一見対極にありそうな二つの相性を見極めて組み合わせたもの。正しいし,わくわくする。

と,今再び読み返しているのは新しいアイディアが欲しいってことです。
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2014年1月 5日 (日)

新年あけまして

おめでとうございます。

とはいってもとっくに明けていますけどね。

よく新年にあたって今年の目標とか決めたりしますが

私の場合,どうもそういうのは苦手です。

決めていても結局うやむやになってしまうのがほとんど。

ホント意志が弱いですね。

まあ,ずっと楽しく知的な授業と笑いがあふれる学級を常に目指しているので,わざわざ決める必要もないし,決めたところで忘れちゃうし。二つも三つも意識できない。

クラスでもそうですね。

うちのクラスは一年間,学級の目標しか振り返りません。

今日のめあてとか決めないし,

月の生活目標も振り返らない(すみません)。

目指すものは一つ,ですよ。やっぱり。

ところで,今年も妻のおせちづくりを手伝いました。(ほんの一部ですが)

料理はクリエイティブで楽しいなあ,とか思っていたら

「あ,そうか。そういえばクリエイティブな仕事とかものづくりとか好きだったな。」

と,改めて自分に気づきました。

今年もクリエイティブに過ごそう。(ん?今年の目標になってる?)

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